多発性硬化症俳句コンテスト
審査員:家藤 正人先生
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多発性硬化症俳句コンテスト
毎年5月30日は、MSの認知度向上などを目的にMS世界連合と世界各国のMS協会により制定されたWorld MS Day(世界多発性硬化症の日)です。バイオジェン・ジャパンは、MSを一人でも多くの方に正しく理解いただくことを目的に様々な啓発活動を継続的に展開しています。
MSの症状や程度は人によって様々であり、それゆえにご自身の病気や人生と向き合う姿勢や考え方、悩みもまた人それぞれです。そんな多様な向き合い方を「俳句」で表現することで、ご自身が抱く想いに改めて気づくきっかけとなり、またほかの方が詠む句の背景にある想いに触れることが、新たな気づきや共感、連携につながると当社は考え、第二回となる本コンテストを実施しておりました。
3月31日(金)の応募開始から5月14日(日)の締め切りにかけて、昨年の投句数を上回る計175句の応募がありました。それらの句の中から、第一回選者である夏井いつき先生とのYouTubeも話題の俳人 家藤正人先生より、特選・秀逸作品を選定いただき、6月24日(土)のオンラインイベントにて発表いたします。
また、イベントでは、テレビ番組の俳句コーナーでも活躍中の東国原英夫さんにゲストとしてご出演いただき、受賞句を読み上げていただく他、MSの専門医である東北医科薬科大学医学部 脳神経内科学 教授の中島一郎先生をお招きし、作品が生まれた背景となるMSにまつわるエピソードに触れながら、疾患に関する理解を深めるトークセッションなども行います。
【イベント概要】
イベント名: 第二回「想いでつながる私の多発性硬化症俳句コンテスト」
受賞作品発表オンラインイベント
日時 : 2023年6月24日(土)12:00~13:00
内容 : 特選・秀逸作品の発表および受賞作品を軸としたトークセッション
視聴方法 : バイオジェン・ジャパン公式YouTubeチャンネルにて配信
(無料:どなたでも視聴いただけます)
URL : https://www.youtube.com/BiogenJapan
(WEBサイト) https://www.ms-supportnavi.com/ja-jp/home/efforts/effort01/2023.html
登壇者 : 家藤正人先生
中島一郎先生(東北医科薬科大学医学部 脳神経内科学 教授)
東国原英夫さん(スペシャルゲスト)
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審査員:家藤 正人先生
[審査員]
家藤正人先生:
1986年生まれ。愛媛県出身。大学卒業後、本格的に俳句に携わる。夏井いつきの句会ライブにてアシスタント経験をつむ。愛媛新聞カルチャー教室、学生を中心として県内外で単独句会ライブも行っている。2016年からは南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」にてアシスタントを務め、2019年より南海放送ラジオ「家藤正人『一句一遊』虎の巻」ではパーソナリティを務める。そのほか、松山市公式俳句投稿サイト「俳句ポスト365」初心者欄選者。香川県宇多津町「令和相聞歌」企画参加および選者ほかさまざまな企画に携わる。句集『磁針』(夏井&カンパニー)
■多発性硬化症について
MSは慢性進行性神経疾患であり、認知機能、心理社会的機能及び身体機能に影響を及ぼし、中枢神経系における炎症、ミエリン破壊、オリゴデンドロサイトの細胞死、軸索損傷およびその後の神経細胞の喪失を特徴とする自己免疫疾患です。MSの有病率は人種間および地域間で差があり、日本における推定有病率は欧米諸国の10%程度と報告されています1)。日本でのMS患者数は増加傾向にあり2)、罹患率は10万人当たり10.8~14.4人と報告されています3)。
MSは、手足のしびれ、感覚機能や判断力の低下など患者さんによって症状が多様で診断が難しく、疾患としてもまだまだ理解が進んでいないのが現状です。2017年にバイオジェン・ジャパンが「全国多発性硬化症友の会」と共同で実施した調査4)によると、最初にMSと思われる症状が現れてから、確定診断されるまでに平均3.7年、3つの医療機関を受診しているということが示されました。また、一見しただけでは病気であるとわかりづらいため、周囲の理解が得られず、就労や日常生活で困難が強いられることもあります。
バイオジェン・ジャパンは、MSとともに生きる方々を中心とした疾患啓発活動を通じて、一人でも多くの方にMSという疾患について、また当事者の方々が抱えている課題を知っていただくことで配慮や支援につながり、MSになってもその人らしい生き方ができる社会づくりの一助となることを願っています。
■バイオジェンについて
神経科学領域のパイオニアであるバイオジェンは、最先端の医学と科学を通じて、重篤な神経学的疾患、神経変性疾患の革新的な治療法の発見および開発を行い、その成果を世界中の患者さんに提供しています。1978年にチャールズ・ワイスマン、ハインツ・シェイラー、ケネス・マレー、ノーベル賞受賞者であるウォルター・ギルバートとフィリップ・シャープにより設立されたバイオジェンは、世界で歴史のあるバイオテクノロジー企業のひとつです。バイオジェンは多発性硬化症の領域をリードする製品ポートフォリオを持ち、脊髄性筋萎縮症の最初の治療薬を製品化し、アルツハイマー病の病理に作用する最初で唯一の治療薬を提供しています。
また、生物製剤の高い技術力を活かしてバイオシミラーの製品化を行い、業界内で最も多様な神経科学領域のパイプラインに注力し、進展させており、アンメットニーズが高い疾患領域の患者さんの治療水準に変化をもたらしています。
2020年、バイオジェンは、気候、健康、公平さが深く相互に関連する課題に対して、20年間に2億5000万ドルを投資する大規模な取組みを開始しました。Healthy Climate, Healthy Lives (TM)は、ビジネス全体で化石燃料の使用をゼロにし、著名な研究機関とのコラボレーションを構築して科学研究を進展させ、人類の健康を改善し、発展途上のコミュニティをサポートすることを目的としています。
バイオジェンに関する情報については、https://www.biogen.com/ およびSNS媒体Twitter, LinkedIn, Facebook, YouTubeをご覧ください。
バイオジェン・ジャパンは、米国バイオジェンの日本法人です。世界で有数の歴史のある独立系バイオテクノロジー企業の日本法人として、日本では2000年より事業を展開しています。「神経科学の不可能を、可能に。」をビジョンに掲げ、日本の患者さんにも革新的な医薬品やより良い治療環境を提供すべく活動を展開しています。
バイオジェン・ジャパンに関する情報については、 https://www.biogen.co.jp/ 、およびSNS媒体Facebook, Twitter, Instagram, YouTube, LinkedIn, LINEをご覧ください。
1) 堀内泉, 吉良潤一.多発性硬化症.田村晃, 松谷雅生, 清水輝夫編.EBMに基づく脳神経疾患の基本治療指針.メジカルビュー社;2002:276-79
2) 公益財団法人難病医学研究財団:難病情報センター 特定疾患医療受給者証所持者数 http://www.nanbyou.or.jp/entry/1356
3) Kinoshita M, Obata K, Tanaka M. Latitude has more significant impact on prevalence of multiple sclerosis than ultraviolet level or sunshine duration in Japanese population. Neurol Sci. 2015;36(7):1147-51.
4) バイオジェン・ジャパン株式会社 多発性硬化症の患者さんの実態調査(2017年5月30日発表)
https://www.biogen.co.jp/ja_JP/news-insights/japanaffiliatenews/2017-05-30-news.html
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