「漁師の日」漁師希望者メッセージ
「漁師の日」団長 定置網親方
「漁師の日」鬨の声
2022.7.18東京フェア集合写真
イベント詳細: https://ryoushi.jp
■イベントの概要
開催日時 :2022年9月19日(月・祝)12:30~16:30(受付12:20~15:30)
場所 :マイドームおおさか2階 CDホール
大阪市中央区本町橋2番5号
出展予定団体数:約60団体
岩手県から沖縄県まで多種多様な漁業団体が出展します。
来場者見込み :150人
主催 :一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター
後援 :水産庁
協力 :くら寿司株式会社
◇参加費無料 ◇申込不要 ◇履歴書不要 ◇服装自由 ◇入退場自由
◆未経験者 ◆就活生 ◆高校生 ◆小学生 ◆家族連れ
などどなたでもご参加いただけるイベントです。
https://www.atpress.ne.jp/open_media_file/322329/1280925959.pdf
若い世代を中心に働き方や暮らし方が変化する中、コロナ禍により地方への移住を考える者が増えています。特に最近では大学を卒業後の就職先として、「一般企業への就職活動をしてはみたけれど、しっくりしたところが見つからず、子供のころからの憧れだった漁師になりたい」といって当フェアに参加する就活生がフェアに来場されます。「漁師になりたい」といってもどうやったらなれるのかわからないという若者も多く、そういった若者にとっても、漁業界にとっても、当フェアはとても重要なイベントとして注目されています。
今年度の漁業就業支援フェアは2022年7月18日(月・祝)東京(終了)、2022年9月19日(月・祝)大阪の2回となります。当日の取材を受け付けています。お気軽にお越しください。
■漁業就業者数の動向と漁師.jpの取り組み(「漁師の日」登録認定)
今後の食料の安定供給が重要な課題として注目される中、日本は世界的にも豊富な水産資源を有し、また世界の海で遠洋漁業を行っています。その水産資源確保の担い手である漁師の人数は年々減少しています。平成15年に23.8万人であった漁業就業者は、令和2年には約13.6万人と17年間で約10万人減(※)となりました。漁師の後継者が減り、高齢化も進んでおり、近い将来、水産資源の確保が人的に難しくなることが心配されます。しかし、そんな中、「漁師になることが子供のころからの夢でした」「一度きりの人生、好きなことを仕事にしたい」と目をキラキラさせてチャレンジする若者に出逢い、そのたびに我々が励まされています。
漁師.jpは、漁師の担い手確保育成を目的に2012年1月に設立され、「漁師ファースト」をモットーに、漁業就業支援フェア(漁師と漁師希望者のマッチングイベント)や漁師就活セミナー、水産系高等学校等での漁業ガイダンスの開催等、様々な取り組みを通じ、漁師の担い手不足の解消に取り組んでいます。それと同時に、漁師になる夢を叶えた若者が、長く働き続けられるよう種々の対応をしています。
2022年7月には、海の日と同日の7月第3週月曜日を「漁師の日」と登録し、7月18日(月・祝)に東京浜松町で開催した漁業就業支援フェアの開始前に出展団体の漁業者の皆様と「漁師の日」記念セレモニーを開催しました。今後毎年「漁師の日」には漁業就業支援フェアを開催することでフェアへの来場者の促進を目指します。また、より多くの国民の皆様が、漁師という職業をリスペクトし、チャレンジする若者が増えるよう今後も様々な企画を取り組んでいきます。
※ 令和3年度水産白書より
■2022.7.18「漁師の日」記念セレモニーの様子
漁師希望の大学4年生からメッセージ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/322329/LL_img_322329_1.jpg
「漁師の日」漁師希望者メッセージ
セレモニーのしめには三重県熊野漁協所属 定置網の親方の合図で 鬨の声「エイエイオー!」
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/322329/LL_img_322329_2.jpg
「漁師の日」団長 定置網親方
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/322329/LL_img_322329_3.jpg
「漁師の日」鬨の声
セレモニー終了後に開催される漁業就業支援フェアで漁師を募集する皆さんと記念撮影
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/322329/LL_img_322329_4.jpg
2022.7.18東京フェア集合写真
■生涯現役 海のアスリート 敬老の日キャンペーン
先日、ある海洋高校を訪問した際、高校3年生が「漁師だったおじいちゃんから話を聞いて自分も漁師になりたいと思った」と言って漁業会社の担当者の話を熱心に聞いていました。
漁業就業支援フェアには、かっこよく働く漁師の姿に憧れ漁師を目指す若者が多く来場されます。彼らにとって漁師は海のアスリート。
長引く新型コロナウイルス感染症やウクライナの侵攻など世の中の状況が不安定な中、どの産業にいったら一生安定かわかりません。そんな中、一次産業はなくてはならない産業であり、守り続けなければなりません。
漁業は高齢化が進み、現在の日本の漁師の4割弱が65歳以上。逆に考えると65歳以上でも元気に現役で活躍している方がたくさんいらっしゃる、そう思うと素晴らしい職業だと思います。
天候に左右される船の上での作業というところでは、定年後に始めるには多くのハードルのある漁業ではありますが、若いうちから技術を身に着ければ一生モノの仕事です。漁師とは何歳になってもかっこよく働く海のアスリートなのです。
このところ、10代、20代の就職活動中の方がたくさん就業支援フェアに来場されます。漁業就業支援フェアは全国の漁業関係者が集まり、直接現場の話を聞くことができるイベントです。漁業就業支援フェアはおじいちゃんになってもカッコイイと言われる職業である漁師になるチャンスです。
今までフェアのポスターには若い漁師さんを入れたものばかりでしたが、今回、フェアの開催日が「敬老の日」ということもあり、年を重ねたベテラン漁師の写真をあえて使わせていただきました。
どこの浜に行っても、ベテラン漁師の素敵な笑顔に出会い、日本の漁村の伝統を守り、食卓に魚を届けてくれています。
その道何十年のベテラン漁師の写真をポスターにすることで漁師.jpよりベテラン漁師に敬意を表したいと思います。
https://www.atpress.ne.jp/open_media_file/322329/280073057.pdf
※敬老の日キャンペーンにはくら寿司株式会社様にご協力をいただいております。