『図脳RAPIDPRO19』『図脳RAPID19』パッケージ・メイン画面
『AutoCAD』(DWG、DXF)データを入力した際の文字の再現性能をアップ
『AutoCAD』で設定されたレイアウト空間や、ビューポートの再現に対応
マルチページPDF 入力を効率化
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/137675/LL_img_137675_1.jpg
『図脳RAPIDPRO19』『図脳RAPID19』パッケージ・メイン画面
【製品概要】
『図脳RAPIDPRO19』
発売日 :2017年11月2日
JANコード :4935224954951
価格(税別):¥140,000
『図脳RAPID19』
発売日 :2017年11月2日
JANコード :4935224955033
価格(税別):¥60,000
【開発背景と製品特長】
『図脳RAPIDシリーズ』は、1985年の発売以来30年以上にわたって販売されてきた、国産CADのロングセラー。“設計者のみならず図面に携わるすべての人々が使える製図ツール”をコンセプトに、上流から下流に至る幅広い工程で利用されています。その最新バージョンとして、企業向けの『図脳RAPIDPRO19』と、個人利用向けの『図脳RAPID19』の販売を11月2日より開始します。
今回のバージョンアップでは、日本の製図手法にあわせた国産CADならではの操作性をそのままに、デジタル社会の製図ツールとして求められるCADの運用形態への対応や、そこでやりとりされる多様な図面データの互換性向上をおこなっています。
『図脳RAPIDPRO19』は、流通量の多い『AutoCAD』データへの互換性を強化。ファイル入力時の文字サイズをより正確に取得できるようになりました。さらにレイアウト空間やビューポートの再現にも対応。入力時だけでなく、出力時にもそのまま保持してデータを戻すことが可能です。PDFやTIFFの取り込みに関しても操作性が向上しています。
運用面では、企業全体でライセンスをまとめて導入できる「企業一括ライセンス」や、1年単位での短期使用契約「年間ライセンス」など多彩なライセンス形態を新たに設定。リモートデスクトップでの描画性能向上などネットワーク環境での利用性能も向上しています。
『図脳RAPIDPRO19』と『図脳RAPID19』の共通機能として、ネットワーク上でのデータ転送速度向上やサーバのストレージ容量削減のため、新たに従来比約20%の容量圧縮形式も用意しています。
上記以外にも製図業務を改善・効率化するさまざまな機能強化をおこなっています。
▼2DCAD「図脳RAPIDPRO19」WEBサイト
http://www.photron.co.jp/rapidpro19/
【『図脳RAPIDPRO19』専用の新機能】
◇『AutoCAD』(DWG、DXF)データを入力した際の文字の再現性能をアップ
『図脳RAPID』と『AutoCAD』(AutoCADクローンも含む)では文字サイズに対する考え方が異なり、データ変換時に文字の大きさの差につながっています。『図脳RAPIDPRO19』では図面の2次利用方法にあわせて2つの入力方法を用意。『AutoCAD』の文字の再現性能をアップし文字サイズの修正の手間や、データ提供元との相互確認の工数を削減します。
(1) 文字の表示モードによる再現性向上
『AutoCAD』と同じ文字サイズ表現が使用できるよう、文字の表示方法に「AutoCAD 文字表示」モードを搭載。DWGで『AutoCAD』に戻す場合にも、文字サイズのパラメータを保持して出力が可能です。
(2) 文字サイズの調整による再現性向上
『AutoCAD』データを入力する際に『AutoCAD』で書かれた文字の大きさに近づくよう、文字サイズを自動計算・変換して読み込めます。2次利用した図面を提供元に戻さず『図脳RAPID』で使用したり、PDFやTIFFなどで戻す場合などに有効です。
◇ 『AutoCAD』で設定されたレイアウト空間や、ビューポートの再現に対応
複数のレイアウト空間が設定された『AutoCAD』データ入力時、従来は複数のファイルに分割していました。新バージョンでは『AutoCAD』と同様にレイアウト空間の概念を採用し、モデル空間からレイアウト空間までを1つのファイルで表現できます。『AutoCAD』に再度出力しても、レイアウト空間は保持されます。
◇ マルチページPDF入力を効率化
従来はマルチページPDFを1ページずつ入力していましたが、新バージョンではページを一覧から選択して一括で入力できるようになりました。
◇ さまざまな運用形態にあわせたライセンス提供形態をご用意
多様化するライセンス運用形態にあわせ、パッケージ、ボリュームライセンス、ネットワークライセンス(フローティングライセンス)に加え、新たなライセンス形態をご用意。プロジェクトや案件単位でライセンスを増やせる1年間のみ有効の「年間ライセンス」、1社分のライセンスをまとめて契約できる「企業一括ライセンス」、カスタマイズプログラム用「サーバライセンス」など運用にあわせて最適なライセンスを選択いただけます。
◇ 部品表や諸元表の作成効率をアップする表機能
部品表や諸元表などの表を簡単に作成するために、新たに表機能を搭載。CADで書くには繁雑、Excelを貼るとサイズの調整が難しかった表作成も、新機能ならExcelに近い操作性で、きれいに簡単に表の作成・編集が可能です。
◇ 閉じていない箇所を自動検出する非接続端点確認
本来閉じているはずの領域にわずかにあいている隙間や、交点からはみ出した端点などを自動検出。ハッチングを掛ける際の手戻り防止や、加工に必要な閉領域の事前確認などの業務を効率化します。
◇ 1つのファイルに複数の図面をレイアウト可能
1つのファイル内に複数の用紙領域を作成できる「ベーシックレイアウト」や、『AutoCAD』のレイアウト空間のような基本の作図領域にある図形を印刷用の領域にレイアウトする「拡張レイアウト」を搭載。また、別の作図領域から一部だけ切り出してきて参照表示する「ビューポート」作成機能も新たに搭載しています。
【『図脳RAPIDPRO19』『図脳RAPID19』共通の新機能】
◇ ネットワーク上でのデータ転送効率をあげる図面データ軽量化
サーバやNASへの保管、メールでのやりとりなどネットワークによる図面データの転送機会が増加した現在にあわせ、『図脳RAPID』のデータ(ZSDX形式)に軽量化処理を施した圧縮形式「ZSDXZ形式」を用意しました。元のZSDX形式の15%~25%程度まで容量を圧縮できます。
データ転送時の負荷を抑えるだけでなく、ハードディスクやメールボックスの容量削減にも有効です。
◇ リモートデスクトップでの描画速度を最適化!より快適な作業環境を実現
Remote Desktop Protocol(RDP)での使用時にマウスカーソルの描画方法を最適化。仮想化PCをリモートデスクトップで参照する際や、モバイル端末からオフィスのPCを参照する際に効果を発揮します。
◇ 最新バージョンJw_cad Ver.8への対応
Jw_cadの最新バージョンのデータ形式に対応しました。
◇ 初期値やツールバーなどの引継を効率よく実行
初期値やツールバーなどの各種環境の設定ファイルを他のPCに引き継ぐ際のバックアップファイルを1つにパックして保存するようにしました。PCを交換する際や、社内で環境ファイルを統一したい場合などの環境移植の効率が大幅に向上します。
【『図脳RAPIDPRO19』『図脳RAPID19』の動作環境】
<OS>
Microsoft(R) Windows 10
Microsoft(R) Windows 8.1
Microsoft(R) Windows 7(SP1以上)
※32bit版/64bit版のいずれにも対応しています
※Windows RTテクノロジーのサポートは対象外となります
<CPU>
1GHz以上のプロセッサ(2GHz以上推奨)
<メインメモリ>
2GB以上(4GB以上推奨)
<HDD>
500MB以上の空き容量(1GB以上推奨)
<ディスク装置>
DVD-ROM(ネットワークへの接続環境推奨)
すべてのPhotron製品名およびPhotron製品ロゴは株式会社フォトロンの商標または登録商標です。
Microsoft(R)およびWindows(R)は、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
その他の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
【株式会社フォトロンについて】
本社 : 〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング21階
代表者 : 代表取締役社長 布施 信夫
創業 : 1968年7月10日
資本金 : 1億円
事業内容: CAD関連ソフトウェアの開発/製造/販売、放送用映像機器、
民生用および産業用電子応用システム(ハイスピードカメラ・
画像処理システム、その他)の開発/製造/販売/輸出
URL : http://www.photron.co.jp/
【お客様窓口】
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