大河ドラマの舞台は江戸時代の吉原！ 新しい観光名所になりそうな大河をテーマにしたドラマ館が浅草にオープン！

1月から放送が始まった大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。そのドラマ館が浅草にオープン。新しい東京観光スポットとして早速チェック！

今年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」が江戸の新吉原（現在の台東区）の書店「耕書堂」が舞台。その縁から浅草に2月1日（土曜）～2026年1月12日（祝日）間で期間限定で「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」がオープン。店主である蔦屋重三郎をはじめとする人物紹介や、ドラマに登場した衣装や小道具などを展示。

ドラマ館会場の台東区民会館は、浅草駅から徒歩数分。

寛延3年（1750年）に江戸で生まれ、後に吉原大門前に「耕書堂」を開業した蔦屋重三郎。吉原細見や黄表紙本の発行に携わる中で、東洲斎写楽や喜多川歌麿らを見出し江戸のメディア王として大成功を収めました。

「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」は、そんな蔦屋重三郎が様々な人物と関わり江戸の出版文化の寵児となっていく物語。現在でも謎の多い、1年足らずの間に100を超える作品を残しながら姿を消した東洲斎写楽と蔦屋重三郎の関係を描きます。このわ「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」を訪れれば、ドラマの面白さが倍増！

蔦屋重三郎の初の出版物「一目千本」。国文学研究資料館所蔵。

喜多川歌麿「婦女人相十品」より「ポッピンを吹く女」。

た、会場となる台東区民会館には「たいとう江戸もの市」も併設。また、大河ドラマ館の来館者は、無料で乗車できる循環バスも運行。蔦屋重三郎ゆかりの地を巡ります。

【スポット情報】
「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」
台東区花川戸2-6-5台東区民会館9F
03-4330-1409
2025年2月1日（土曜）～2026年1月12日（祝日）
9時～17時（最終入館16時30分）
料金は大人800円、小学生以下400円（共に税込）。
毎月第2月曜休館、ただし祝日の場合は開館し翌日休館。