【2023年秋カップ麺比較】どれが一番うまい!? 絶対に外せない担々麺カップ麺ランキング

担々麺は、ラーメン店での提供はもちろん、インスタント製品や冷凍食品として市販され、家庭料理として定着している。近年、健康志向の高まりとともに、野菜をたっぷり使用したバージョンや、低カロリー、低脂質の担々麺も登場している。

今回は、コンビニやスーパーで手軽に購入できる担々麺の「カップ麺」を食べ比べ、おすすめのランキングをご紹介する。是非最もお気に入りの一品を見つけてほしい！

担々麺は、中国四川省発の辛い料理で、ゴマやピーナッツのペースト、挽肉、そして特有のスパイスを使用した独特の辛さと痺れる風味が特徴だ。日本では戦後の中華料理ブームに伴い普及し、日本人の味覚に合わせた様々なバリエーションが生まれた。各店舗や地域によるスープのベース、辛さ、トッピングの違いは、日本の担々麺の特色となっている。

第6位「濃厚旨辛担々麺」

ファミリーマート通常価格150円（税込）　384kcal　待ち時間4分

ファミリーマートPB（ファミマル）。しなやかなストレートフライ麺に、唐辛子と練りゴマを加えたスープは花椒の香りが特徴。

唐辛子と辛みその調味油が付属している。

程よい辛さと濃厚な旨味が際立っている。麺はストレートで食べやすく、ねりごま、ピーナッツバター、みそ、チキン出汁が効いている。濃厚さも辛さのバランスが良く、女性や辛さが苦手な人にもおすすめ。

第5位「飲み干す一杯　担々麺」

希望小売価格260円（税込）　354kcal　待ち時間3分

エースコック。滑らで歯切れ良い丸刃麺と、ポークの旨み、香辛料、ガーリックが効いた濃厚スープが特徴。

コシのある麺もスープも美味しい。スープは最後まで飲み干せるように追及されており、辛さは適度であっさりとしている。確かにスープは飲み干せるものの、担々麺としての濃厚さは控えめで、少し物足りない印象だ。

第4位「スープを食べつくす坦坦」

希望小売価格260円（税込）432kcal　待ち時間3分

日清　担々麺（カップラーメン）。ねりゴマのコク、花椒の辛さとシビれ、ピーナッツバターの香りと甘みが特徴。

お湯を入れるだけ。

発売から50年以上経った日清カップヌードルシリーズは、その名前だけで期待が高まる。スープを食べつくすというコンセプトからか、辛さは控えめになっている。その代わり、ピーナッツバターの甘みとまろやかさ、花椒の効いたスープが最大の特徴になっている。麺は少し太めでツルツルとしなやか。まさにカップラーメンシリーズの食べ慣れた麺だ。具の食感もしっかり味わえ、謳い文句通りの良い仕上がりだが、担々麺としてのインパクトはもう一歩欲しいところ。

第3位「スープが決め手 担々麺」

希望小売価格149円（税込）387kcal　待ち時間3分

セブンプレミアム。ポークベースのピリ辛スープに、濃厚なゴマの香りとほのかな甘さが特徴。

後入れスープが付いている

高いクオリティーが人気のセブンプレミアム。最初の印象は、スタンダードな担々麺で、すっきりとした適度な辛さが感じられる。特にスープの美味しさは際立っており、スープが決め手と謳うだけのことはある。ねりごま、みそ、きなこの風味があり、スープは最後まで飲み干せる。麺はツルツル、癖がなく、多くの人に好まれる味わいだ。担々麺としてのバランスが良く、完成度が高い。まさに「これぞセブンプレミアム」と言える逸品だ。

第2位「マルちゃん正麺　うま辛担々麺」

希望小売価格268円(税込)　465kcal　待ち時間5分

マルちゃん（東洋水産）。なめらかで弾力のある麺と、ラー油、花椒、ごまを使用した華やかなスープが特徴。

かやくは3種類が用意されている。

これは旨い！ 最大の特徴は、やはりノンフライで生麺感覚が抜群のツルツル麺だろう。お店で食べるラーメンに劣らないクオリティーを持っている。スープは担々麺らしいガツンとくる濃厚さと辛さで、一口食べた瞬間に旨いと感じる。ラー油、花椒、ごまの甘さと濃厚さが絶妙に組み合わさった華やかなスープで、箸が止まらなくなる。間違いなく本格的な担々麺と評価できる一品だ。

第1位　世界が唸る星付きの名店「鳴龍 担々麺」

希望小売価格278円（税込）　677kcal　待ち時間3分

セブンプレミアム。東京・大塚の星付き名店「鳴龍」の担担麺をカップ麺で見事に再現。完成度は素晴らしい！

マルちゃん正麺と同じく、こちらもかやくは3種類だ。

まさに唸らされる本格的な担々麺で、独特の甘辛さと痺れる風味が特徴だ。その酸味とのバランスは圧巻のインパクトを持っている。ゴマの香りがする芝麻醤と、その旨みとコクが絶妙に組み合わさった重層的な上質なスープだ。しなやかで歯ごたえのある細麺も良い。スープのベースは鶏、豚、昆布、牡蠣の旨みに、黒酢・りんご酢の酸味、辣油の辛味、胡麻の甘味を加えているとのこと。そのため、深みのある重層的な味わいを楽しめる。これがカップ麺とはまさに驚きだ！