どれを勧める？【心理テスト】あなたに潜む攻撃性を診断！

Credit: 心理テストのシンリ

今回の心理テストは、「人との関わりの中で無意識に抱える攻撃性」を探るものです。
SNSに関する、ありがちなシチュエーション……あなたはどう感じ、どう行動しますか？
日常の小さな選択に映し出される、自分のダークな一面を垣間見てみましょう。

【質問】どれを勧めますか？

友人が、SNSのプロフ画像を何にするか迷っているらしく、4つの候補を見せてあなたにアドバイスを求めてきました。
ただ、実は、あなたはその友人のことをあまり好いていません。
さて、あなたはどれを勧めますか？

Credit: 心理テストのシンリ

 

A. 変顔のギャグ画像

B. 美人な女優さんの写真

C. ものすごく可愛い動物

D. ゴリゴリに加工された自撮り

 

A「変顔のギャグ画像」を選んだあなたは……「隠れたユーモア使い」

変顔のギャグ画像を選ぶことは、表面的にはまるで、敵意のての字もないように見せかけつつ、実は相手に対して微妙な皮肉や冗談を交えた攻撃を好むことを示しています。この選択は、あなたが他人との対立を避けながらも、ユーモアを武器に巧みに自己表現をする能力を持っていることを物語っています。
心理的には、あまり好きではない人への軽い嫌がらせとして、またはその人の社会的なイメージを、誰にも感づかれないくらい微妙に操作する手段として、このような画像を勧めるのです。

このアプローチは、あなたがどのようにして攻撃性を隠しているかを的確に象徴しています。公の場では、常に和やかな雰囲気を保ちながら、冗談を言って笑いを取ることで、実際にはひそかに抱いている批判的な感情や不満を巧妙に包み隠します。
たとえば、会議での意見対立が起きた際には、冗談を交えて緩和することで場の空気を和らげる一方で、自分の立場もさりげなく主張することでしょう。
この行動様式は、あなたが持つ社交スキルの高さを示しており、人間関係の中で自己の感情を上手にコントロールしていることを示しています。

B「美人な女優さんの写真」を選んだあなたは……「洗練された印象操作家」

美人な女優の写真を選ぶことで、あなたは周囲に対し、すぐれた印象管理を行っています。この選択からは、他人を立てることで自分自身を良く見せようとする、社交的な洞察力と戦略性が垣間見えます。
あなたは相手への敬意を表立って示して目立たせることで、その人に対してひそかに感じている微妙な感情を隠し、自己のイメージを守っています。
相手を褒めることで、周囲が抱く自分への評価も無意識に高めているのです。

このスキルを日常生活で駆使して、あなたは緊張を感じる場面や対人関係の摩擦をうまく避けています。
たとえば、会社の同僚が成功を収めた時には、その成果を皆に広め、同僚を持ち上げて褒めまくる……これは、同僚としての仲間意識や、仕事への情熱が素直にあふれ出た情熱的な行動のようですが、一方、これで、集団内での自分の地位も巧みに高めることができます。たとえ、内心では同僚に激しいライバル意識を抱いていたとしても、それは決して表には出さないでしょう。
このような行動により、あなたは自分自身の攻撃性を社会的に受け入れられる形で表現し、自己の利益と他者との良好な関係のバランスを保っています。

C「ものすごく可愛い動物」を選んだあなたは……「純粋な心の持ち主」

ものすごく可愛い動物の写真を選ぶあなたは、無条件で周囲に対して優しさと愛情を注ぐことができる人です。この選択は、たとえ嫌いな人であっても、自分の心にひそむ敵意は極力おさえ、相手に対する良好な印象を保とうとするあなたの心の広さを示しています。
心の奥底には、人との和を重んじ、対立や争いを避けたいという強い願望があります。

ただ、めったにないことなのですが、あなたが心の中に湧きあがる怒りや敵意を自覚せざるを得ない時、もしかするとあなたは、ほとんど経験したことのない感情の波に翻弄されてしまうかもしれません。
そのような時はまず、深呼吸をしてみたり、少し席を外し、誰もいない場所に行き、心が落ち着くようにしばらく時間をおいてみましょう。また、怒りの感情を頭の中で言語したり、時には実際に日記などに書いたりするなどし、自分の感じている気持ちを理解してみることも有効な手立てです。

D「ゴリゴリに加工された自撮り」を選んだあなたは……「巧妙な影響力の演出家」

ゴリゴリに加工された自撮りを選ぶ行為は、一見、友人の容貌の良さを認め、尊重しているように思えるでしょうか。
しかし、これは実際のところ、友人の虚栄心を強調することで社会的評価を下げたい、という隠れた意図が含まれているものです。この行動からは、巧妙に友人をおとしめ、自己の地位を相対的に高めようとする戦略的思考がうかがえます。
あなたは多少、自己中心的な考えに偏りがちなところがあります。知ってか知らずか定かではありませんが、結果的にその思考回路が「自分の利益を追求するため、周囲の人々の認識を操る」という行動へとつながっているのです。

しかし、あなたの攻撃性は傍からはほとんどうかがえません。あなたは周囲への影響を慎重に計算し、空気を読みながら行動することができるのです。
たとえば、チームプロジェクトでリーダー的な役割を担うことで自らのアイデアを押し通し、結果的にプロジェクトを成功に導くことがあります。
このような行動は、あなたがいかに巧みに、自己の利益を追求しつつ、他人との協調を保ちながら目標を達成するかを示しています。
あなたの利益と周りの利益が一致する場合に限り、あなたの攻撃性は誰のことも傷つけず、優秀な能力としてプラスに働くでしょう。

 

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ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部