秋といえばオクトーバーフェスト。
毎年秋になると色々な場所でオクトーバーフェストが開催されます。コロナ禍の影響もあり開催されていなかった場所も多いですが今年は3年ぶりに、2022年9月30日(金)から10月16日(日)の計17日間横浜赤レンガ倉庫でのオクトーバーフェストが開催されています。
ぜひこの秋のおでかけにいかがでしょうか?
オクトーバーフェストとは
ドイツ発祥のオクトーバーフェスト
日本でもかなりメジャーなオクトーバーフェストですが、 ドイツが発祥の地 です。バイエルン州の州都であるミュンヘンで開催される世界最大規模のお祭りで、クリスマスに開催されるクリスマスマーケットと共に日本でも馴染みのあるお祭りです。
基本的に入場料などは無料にしているものが多く、自分で好きな量の飲み物や食べ物を買うスタイルが主流となっています。
ドイツでは、2020年の1人あたりのビール消費量が5位となっており1年で92.4リットル消費している計算となり、日本の約2.6倍の消費量といえます。
なぜ10月に開催されるようになった?
一般的にドイツでのオクトーバーフェストは 毎年9月中旬から2週間ほどの開催が一般的 です。
しかし名前にオクトーバーとあるように 日本では10月の上旬 に開催されることも多くあります。
バイエルン皇太子の結婚式が10月に行われたことをきっかけにドイツでも国民的お祭りに発展したことがきっかけと言われています。
2003年から開催されている、横浜オクトーバーフェストの魅力
横浜赤レンガ倉庫では、季節に合わせていろいろなイベントが開催されています。現在横浜赤レンガ倉庫自体は大規模改修中ですが、広場でのイベントに関しては通常開催を行っています。
横浜オクトーバーフェストは2003年から開催されており、今年で19回目の開催となっています。 実は、ドイツの横浜赤レンガ倉庫は建築様式を一部に取り入れた歴史的建造物なので本場ドイツに限りなく近い雰囲気を楽しめるところがポイントです! テント内には数多くの席が用意されています。テント内の席の他にも、外にテーブル席などもあります。また今年は新たに芝生エリアの席も設けられています。
横浜赤レンガ倉庫は海にも面しているため、夜にみなとみらいの夜景を楽しみながらビールを味わうこともできます。
開催概要
- 開催日時:9月30日(金)~10月16日(日)
- 開催時間:平日 12時~21時/土・日・祝 11時~21時30分 ※ラストオーダー21時
- 入場料:500円(税込)(中学生以下無料)
※横浜赤レンガ倉庫イベント公式アプリユーザー限定で入場料が300円(税込)
※飲食・物販代・グラス預り金(デポジット)は別途
※未成年者は保護者の同伴が必要
- 住所 神奈川県横浜市中区新港1-1
- JR・市営地下鉄:「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分、「関内駅」より徒歩約15分
- みなとみらい線:「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分/「みなとみらい駅」より徒歩約12分
https://www.yokohama-akarenga.jp/oktoberfest/
日本初上陸となる5つのドイツビール
今回は5種類の日本初上陸となるドイツビールが登場しているとのことです。その中でも「 クリスタルヴァイス 」はドイツ南部のバイエルン地方にある現存するブルワリーの中では 世界最古とされているビール醸造所のビールで2022年限定輸入 となっています!
他にも、「 ヒルシュブロイ メルツェン 」はドイツの最南端の町ゾントホーフェンにある小さな家族経営の醸造所のビールです。 350年以上の歴史を持っており、こちらのビールを飲めるのは日本初だそう! ぜひこの機会に試してみてください。
その他にも会場限定のビールなど多種多様なビールが用意されています。もちろんハイボールなどのビール以外の飲み物もあります。ビールが飲めない方でも安心ですね。
気になるフードメニュー
ビールと一緒に食べるものといえば、 ソーセージ !
シュニッツェルなどのドイツの郷土料理の他、 スペアリブステーキやローストビーフ などもあります。ビールが進むこと間違いなしです。食事は盛り合わせなどのメニューもあるため、何人かでシェアして召し上がっていただくのも良いかもしれません。
ドイツ楽団の生演奏
他にも、ドイツ楽団などによる生演奏でより本場の雰囲気を味わうことができます。大型テントのステージでは、 ドイツ楽団『ヴォーホーアンドカレンダーバンド』 の演奏を楽しむことができます。ぜひ下記の時間を確認の上、参加してみてください。
【演奏時間】
- 平日:13時/15時/17時/20時
- 休日:12時/14時30分/16時30分/19時30分
※30分程度の演奏となります。
横浜オクトーバーフェストの環境に配慮した取り組み
横浜オクトーバーフェスでは環境に配慮した取り組みをしています。
昨今SDGsの取り組みにも注目が集まっているため、こういった環境に配慮したイベントが増えています。
ビールグラスのデポジット制
ビールグラスは最初のお店で、 デポジット代金 を払い受け取ります。
2杯目以降は次に購入するお店でグラスを交換します。最後に飲み終わった際にグラスを返却すると最後にグラス代のデポジットを返金してもらえる仕組みとなっています。
これであれば 無駄な紙コップの利用や、グラスの消費を防ぐ ことができますね。
イベントで使用する容器・カトラリー類の環境対応
全店舗、食事を出す際の容器などは、環境に配慮した食器や包装材を使って、 脱プラスチック を進めているそうです。
GTL燃料の使用
会場で使用する発電機にはGTL燃料を使用し、 Co2の削減 に取り組んでいます。
※GTL燃料とは天然ガスを原料として製造される合成燃料
ぜひ秋は横浜オクトーバーフェストへ!
コロナ禍の影響で飲食を伴うイベントなどは中止になってしまうことなどもありましたが、すこしずつ開催されるものも多くなってきましたね。
ぜひこの秋は横浜のオクトーバーフェスに参加してみてくださいね。
出典・参考
Umi
余暇プランナー
神奈川県在住Webライター。旅行会社と観光系のメディアでの勤務経験あり。横浜育ちのはまっこでもあり、こよなく横浜を愛しています。現在は観光系の記事の他に、留学や英語学習についての記事なども執筆しています。穴場観光スポットを見つけることが得意なので、ぜひご紹介出来るように頑張ります!