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秋野太作が頼りだった!? 脚本家鎌田敏夫氏が明かすテレビシリーズ「俺たちの旅」


【写真】「噴水 五十年目の俺たちの旅」出版記念トークイベントに出席した脚本家鎌田敏夫氏

俳優中村雅俊(74)が15日、東京・千代田区のニッポン放送イマジンスタジオで、映画「五十年目の俺たちの旅」(来年1月9日公開)の原作「噴水 五十年目の俺たちの旅」出版記念トークイベントに、脚本家の鎌田敏夫氏と出席した。

「俺たちの旅」は1975年に日本テレビ系列で放送された昭和の青春を象徴するドラマシリーズ。今回が初映画化で、“カースケ”こと津村浩介役で主演する中村が映画初監督を務める。

中村にとって「プロとしての自覚が生まれたのが『俺たちの旅』だった」という。同作は“カースケ”と、田中健(74)演じる“オメダ”こと中谷隆夫、秋野太作(82)演じる“グズ六”こと熊沢伸六の3人による青春群像作だが、「3人会うのが初めてで、緊張感があった」と振り返った。

当時、中村と田中の芝居経験が浅いことから、鎌田氏は秋野に「芝居できる人が誰もいない。あなたが頼りだから。よろしくとお願いした」という。

中村も「再放送を見ると、秋野さんのお芝居につくづく助けられているなって。笑いで包み込んで、シーンを成立させてくれている」と鎌田氏の告白に同意した。

また、「映画でもふざけた感じを出したかったけど、今回はシリアスな感じで進むのでね」と話すと、「回想シーンでタップリ見てもらおうと思っています」とした。「50年前の名シーンを見てもらって“This is俺たちの旅”を味わって欲しいです」と訴えた。

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