駒形友梨デビューシングル収録は集中しすぎ「覚えてない」！自分のルーツ林原めぐみと坂本真綾に感謝も

駒形友梨がデビューシングル発売記念イベントを開催！

　声優で歌手・駒形友梨（26）が20日、東京・アニメイト新宿のanimate hall SHINJUKUでデビューシングル『トマレのススメ』（テイチクエンタテインメント）リリースイベントを前に、報道陣向けへ囲み会見を開いた。

　ゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ！』の高山紗代子役や、今年1月まで放送されていた『プリキュア』シリーズ14作目となるTVアニメ『キラキラ☆プリキュア アラモード』主題歌『SHINE!! キラキラ☆プリキュア アラモード』の歌唱などで知られる駒形がメジャーデビュー！同日からリリースされた楽曲『トマレのススメ』は4月から放送中のTVアニメ『踏切時間』の主題歌や、アニソン専門音楽番組『アニ☆ステ』の6月度エンディングテーマに起用されている。

　公の場では初披露となるジャケットと同じ白のワンピース姿で登場した駒形。ソロデビューが決まったときのことへ、「自分が声優を志したときに、歌も歌える声優さんが1番最初だったので、1つの夢が実現に近づいたという喜びがありましたね。それと同時に気持ちも引き締めないとなっていう節目になりました」と、さまざまな気持ちになったよう。

　リード曲『トマレのススメ』へは「スタッフさんと私の好きな音楽性をディスカッションさせて頂いて、前奏のストリングスが入る前から“あっ、好きだな！”って思って」と、“一目惚れ”したのだとか。歌詞もこだわりがあるそうで、「歌詞は仮レコーディングのときは違うものがはまっていたんですが、『歌詞のリクエストありますか？』と聞いて頂いたので、1対大勢より1対1の距離の近い歌詞にしてくださいというのと、英語は使わずに日本語で、歌詞がよりみなさんに伝わるようなものにしてくださいと伝えたんです。要所要所で、自分の背中を押してくれるような応援するメッセージが詰まっているので、この歌詞はどこか自分に声をかけてくれているんじゃないかという歌詞になっていると思います」と、思い入れを語った。

　カップリングの『Lonely Blueが終わる頃には』、『はじめからきっと』へもどんな曲か感想を求める。『Lonely Blueが終わる頃には』へは「私が初めて歌う感じの曲なので私の新たな1面を感じてもらえると思います」と、挑戦曲になっているようで、「歌詞の1番最初が『♪夕立で 思い出す』ですし、昔の恋を懐かしむ曲ですので、喫茶店に座って雨を眺めながら聴くイメージです。物思いにふけっているときに聴くといいのでは」。

　『はじめからきっと』へは「シンプルで爽やかで可愛い曲ですけど、キュンと自分の学生時代を思い出すような曲です。歌の中に出てくる人物などを想像しながら楽しんでもらえれば」とオススメし、「純粋さを思い出す曲だと思います。自分にも繊細でピュアな時期があったと思い出せるのでは」とのことだった。

　そんな3曲の収録へは「集中しすぎてて、あまり間のこと覚えてないんです」と、苦笑いを浮かべたが「スタッフさんが『良かったよ』とおっしゃってくれて」と、バッチリといった仕上がりになったようだった。

　発売日となる本日、店舗をめぐってきたという駒形「自分のCDが店頭に並んで、結構、大きめの音で流れてたり、手作りのPOPがあったりして、いろんな方のお力があって、いま私のCDをお届けできているんだなって」と、感慨深いものもあったよう。

　憧れる存在へは林原めぐみ、坂本真綾を挙げた駒形は「2人は私のルーツで、いまこうやって曲が歌えているのも2人の存在があったからなのかなって思います」と、感謝。ゆくゆくは武道館も目標というが「1番近くではソロイベントをやってみたくて、自分の楽曲で最初から最後までお客様を楽しませることに挑戦していきたいです。坂本真綾さんのライブを天王洲銀河劇場で観たことがあったんですけど、そのライブの一体感が好きでいつかその場所で歌ってみたいなと思っています」と、憧れの舞台へ目を輝かせながら話していた。