8月1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」。企画展が大炎上し展示中止、大村秀章愛知県知事と津田大介芸術監督には批判が殺到する。大村知事は8月2日以降のツイートをすべて削除していた。
参考記事:大村秀章愛知県知事が8月2日以降のツイートを削除 和田政宗議員「なぜ津田大介芸術監督と一緒の写真を消したのだろう」
https://getnews.jp/archives/2191300[リンク]
8月13日15時半すぎ、大村知事は『Twitter』を連続して更新。
①最近、私は過去のツイッターの一部を削除しましたが、これは
愛知トリエンナーレの展示の一部中止の件と関係のないお知らせの関係者に対し、同件に関する書き込みがなされ、ご迷惑をおかけする事態になったため、やむを得ず削除したものです。
「夏の安全なまちづくり県民運動推進キャンペーン」
—大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2019年8月13日
①最近、私は過去のツイッターの一部を削除しましたが、これは 愛知トリエンナーレの展示の一部中止の件と関係のないお知らせの関係者に対し、同件に関する書き込みがなされ、ご迷惑をおかけする事態になったため、やむを得ず削除したものです。
という書き出しからはじめ(1)~(8)までツイートを行い今回の削除について説明を行った。
②「世界コスプレサミット」「ITS推進協議会」「高校野球甲子園出場校」「重症心身障害児者施設整備」「山村問題懇談会」「国際展示場開業」「ロボカップ世界大会」等の関係者には、改めてお詫び申し上げます。削除したツイッターの内容については、ブログに掲載しておりますので適宜ご参照下さい
—大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2019年8月13日
③なお、あいちトリエンナーレの一部中止に関しては、この度、今週16日(金)に、次のとおり、「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」を開催することとしましたので、ご報告します。
—大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2019年8月13日
④愛知県では、2010年から3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭である「あいちトリエンナーレ」について、そのあり方等を総合的に検証するため、「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」を開催することとし、初会合を、8月16日(金)午後2時から、愛知県庁講堂で開催します。
—大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2019年8月13日
⑤期間は、11月末までを予定。検証委員会は、6人の有識者で構成し、関係者へのヒアリング等を行い、課題を整理するとともに、委員会としての報告書をまとめて頂く予定です。また、必要に応じて中間報告をして頂くことも考えています。
—大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2019年8月13日
⑥座長には、国立国際美術館長の山梨俊夫氏、副座長に慶應義塾大学総合政策学部教授の上山信一氏、始めアグロスパシア株式会社取締役・編集長の岩淵潤子氏、文化政策研究者で国立美術館理事の太下義之氏、信州大学人文学部教授の金井直氏、京都大学大学院法学研究科教授の曽我部真裕氏にお願いします。
—大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2019年8月13日
⑦検証委員会では、「表現の不自由展・その後」に関する企画、準備段階からの一連の経過を整理し、広く情報公開。ヒアリング等を通じて、トリエンナーレ実行委員会、県庁等の関係団体における企画準備実行の体制に関する課題を抽出し、今後の類似のイベントの開催のやり方の改善策を提案して頂きます。
—大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2019年8月13日
⑧公金を使った芸術作品の展示のあり方、あるいは芸術活動への公金を使った支援のあり方、危機管理体制のあり方、対外コミュニケーションのあり方等について、これまでに県民や有識者等から頂いた意見を広く整理、咀嚼したうえで県に対して提言して頂きます。
—大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2019年8月13日
その中で、
なお、あいちトリエンナーレの一部中止に関しては、この度、今週16日(金)に、次のとおり、「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」を開催することとしましたので、ご報告します。
と検証委員会開催の報告を行う。そして
検証委員会では、「表現の不自由展・その後」に関する企画、準備段階からの一連の経過を整理し、広く情報公開。ヒアリング等を通じて、トリエンナーレ実行委員会、県庁等の関係団体における企画準備実行の体制に関する課題を抽出し、今後の類似のイベントの開催のやり方の改善策を提案して頂きます。
等説明し、
公金を使った芸術作品の展示のあり方、あるいは芸術活動への公金を使った支援のあり方、危機管理体制のあり方、対外コミュニケーションのあり方等について、これまでに県民や有識者等から頂いた意見を広く整理、咀嚼したうえで県に対して提言して頂きます。
と結んでいた。
それぞれのツイートに厳しい返信が多数寄せられているが、中でも「当事者であるのに他人事のよう」「無責任」「責任転嫁」といったような感じの意見が多かったようだ。「知事の辞任を」という声も少なからず寄せられていた。
支出された公金(11億円)の内、アーティスト側に支払われた金額(8億円)の詳細が不透明です。
津田さんは3年かけてキュレーターが選出したアーティストを外し、自分が連れてきた実績のないアーティストを入れました。彼らに支払われた数千万円とも推測される公金は
利益誘導されたのではありませんか?—takiponsn (@9takipons) 2019年8月13日
それまでこの人芸術監督のままですか?
コ◯スリストなんて公言する人が監督はまずくないでしょうか?#津田大介
pic.twitter.com/rYd4zCF9Rm—amenonao (@amenonao) 2019年8月13日
また、津田大介芸術監督の責任を問う声も複数よせられていたようである。
※画像は『Twitter』より
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https://getnews.jp/archives/2191748[リンク]
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