今年夏に新宿歌舞伎町にオープンした、バンダイナムコエンターテインメントが手がけるエンターテインメント施設『VR ZONE SHINJUKU』。そこで好評稼働中の、パイロットになってエヴァを操るVRアクティビティ『エヴァンゲリオンVR The 魂の座』が12月27日(水)にバージョンアップ！ 搭乗機体に「Mark.06」が追加されます！ 一足先に体験してきたので、その感想も交えて紹介。使徒も倒しやすくなった!?
ゲンドウを見つけ出せる？
タイトルも『エヴァンゲリオンVR The 魂の座:暴走』と改め、あらゆる面で進化。BGMが追加されたり、コックピット内の演出も強化。発進シークエンスもバージョンアップしているので以前のアクティビティを体験済みでも気を抜けません！
発進シークエンスで目の前の視界がクリアになると、NERV（ネルフ）内部に人がチラホラいるのが見える！
左斜め上を見上げると、黒い服の手すりにから身を乗り出してこちらを見ている人が……あれはもしや碇ゲンドウ!? 初号機に乗っていたら、思わず「父さん！」と叫びたくなりますね。
焦点を合わせると、きちんと画面にゲンドウの名前が表示されるとか。その他にも、せわしなく走っているエンジニアたちが見えます。その人たちに焦点を合わせると、実際にVR開発チームメンバーの名前が表示されるといった小ネタも追加されています。
「Mark.06」が新たに参戦！
これまでの零号機、初号機、2号機の3機に加え、Mark.06が新たに参戦。最大4人での協力プレイが可能になります。Mark.06の正規パイロット「渚カヲル」の代わりにMark.06 に乗り込み、4機で使徒を迎撃！
発進するまでは、隣に並ぶエヴァの機体が見えるので、2号機に乗り込めば、右には初号機、左にはMark.06なんて夢のようなシチュエーションが広がり、戦闘前からテンションが上がる！
Mark.06の戦闘する姿はファン的にはレア。自分が乗り込むとその姿は自分からは見えなくなってしまうので、戦うMark.06を見たい場合は別の機体に乗り込むことをオススメします。
4人協力プレイが可能になって難易度が下がった？
細かな点では、今までアサルトライフルは1丁しか持てなかったところ、2丁持てるようになったりと火力も増大。武器は兵装ビルから入手する前に、その中に何が入っているかわかるようになったというのですが……入手することに必死になり、そこはちょっとわかりませんでした（笑）。
また、歩く振動を以前より少し控えめにし、銃を撃つときの衝撃をより体感できるよう振動を調整したとか。たしかに、戦闘の臨場感が増した気がします！
迎え撃つ使徒は変わらず、最強の使徒・ゼルエル。これまで、3人ではなかなか倒すことができないほど難易度が高かったのですが、4人での協力プレイが可能になったことで、だいぶ倒しやすくなっています。……と言いたいところですが、今回はタイトルにある通り“暴走”がメイン。“暴走”を体験できるよう、2人など体験人数で難易度も多少調整されるようになったとのこと。
ついに暴走！ 目の前に迫るコア！
もうダメだ、と思ったその時、なんだか様子がおかしい……。ついにエヴァが暴走！ こうなるともう制御は効きません。シンジも無理だったのに臨時パイロットの私たちが制御できるわけもなく……。
豪快に使徒に駆け寄る、暴走したエヴァ。自分で操縦しているときにはありえなかった、なめらかで豪快なアクションを繰り広げるエヴァの動きの差にまず衝撃を受けるはず。
そしてATフィールドをこじ開け、一心不乱にコアを破壊していきます。自分の目には、迫る使徒と、自分が乗っているエヴァの腕などしか見えないという状況が面白い。
この暴走演出は、4機とも同時に発動。ということは！ 原作では暴走していないエヴァが暴走するというこれまたレアな体験もできるわけです！
企画段階では、初号機のみ暴走し、他の機体はそれを見ているという演出も考えたそうですが、「それだと予定調和だし、他の搭乗者がつまらなくない？」ということで、全機体暴走させることに踏み切ったそう。
暴走時に入る通信での指示は、2号機に乗っていたらミサトさんから「2号機が暴走」と言われるし、見える腕などはその搭乗機体のもの。Mark.06に乗っていれば、Mark.06の腕がゼルエルのATフィールドを破り、コアを破壊する様子を楽しめるんです。これはどの機体に乗ろうかますます迷ってしまいますね！
なお、だいぶ使徒を倒しやすくなったとは言え、それでも必死に戦わないと（暴走せず）前のバージョン同様、使徒に襲われてこちらがやられてしまうことに。気を引き締めて使徒殲滅に挑んでください！
原作者:庵野秀明監督『VR ZONE SHINJUKU』体験コメント
『VR ZONE SHINJUKU』、実に面白い体験でした。エヴァも設定時から23年目にして初めて発進シークエンスを体感し、新たな感覚を味わえました。他にも、高所渡り(『高所恐怖 SHOW』)もシンプルなところが良かったです。
特に開発担当者の方が勧めてくれた『釣り VR』が楽しかったですね。リールの巻取音があれば、もう完璧でした！
また行きたいです！
＜アクティビティ概要＞
VR史上初！ エヴァ操縦体験。未来は、あなたに委ねられた。
VR技術によって、エントリープラグ内部のコクピット(魂の座)を完全再現。専用体感マシンに乗り込み、巨人エヴァを操る規格外のスケール感を体験できます。
使用チケット:BLUE チケット
体験人数:1名
所要時間:8分
対象年齢:13歳以上
アクティビティ紹介ページ：
https://vrzone-pic.com/activity/eva.html［リンク］
“エヴァ”と“ドラゴンボール”で体験できる映像も少し紹介（動画）↓
【動画】『VR ZONE SHINJUKU』オープン！EVAやDRAGON BALLをVR体験できる
https://youtu.be/hobbvAvwQTM［YouTube］
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・EVANGELION『エヴァンゲリオンVR The魂の座』プロモーションムービー
https://www.youtube.com/watch?v=W4WkOIpJjzk［YouTube］
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