
俳優の妻夫木聡が11月30日、自身のInstagramを更新し、主演ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』第8話の放送を告知した。
「だから、終わりたくないのよ」と短く綴られた一文には、作品への深い思いと、物語がいよいよクライマックスへ向かう切なさがにじむ。
投稿にはSnow Manの目黒蓮との共演ショットが添えられ、ファンの間で大きな話題を呼んでいる。
公開された1枚は、妻夫木と目黒が並んで立ち、遠くを見つめるような後ろ姿が印象的なモノクロ写真。肩の位置や体の向きまで自然と揃い、まるで兄弟のように寄り添う雰囲気を醸し出している。ふたりが視線の先に何を見ているのか、想像をかき立てる余韻のあるショットで、ドラマの世界観とも重なる静かな迫力が感じられる。背景は柔らかな光が差し込む空間で、2人のシルエットがより際立つ構図になっており、作品への没入感を誘う一枚だ。
妻夫木が主演を務める『ザ・ロイヤルファミリー』は、早見和真の同名小説を実写化したヒューマンドラマ。競馬の世界を舞台に、人と馬の絆、家族の信念、そして夢を追い続ける人々の壮大な20年の物語が描かれる。大手税理士法人で働く主人公・栗須栄治が、仲間たちとともに数々の困難を乗り越え、奇跡を起こしていく過程は、多くの視聴者を魅了してきた。
作品には妻夫木のほか、佐藤浩市、目黒蓮、黒木瞳、松本若菜など豪華キャストが集結。世代も背景も異なる俳優陣が生み出すチームワークが、ドラマの大きな魅力となっている。特に妻夫木と目黒が演じるキャラクター同士の関係性は回を追うごとに深まり、視聴者から「ぶきめめ」の愛称で親しまれるほど人気の組み合わせだ。
コメント欄には、「同じポーズで寄り添う2人に胸が熱くなった」「モノクロが切なさを増している」「兄弟のような後ろ姿に泣ける」「ぶきめめ最高」といった声が相次ぎ、公開された一枚が多くのファンの心を動かしている。ドラマの展開に合わせるように、写真にも静かで力強い絆が表れていることが反響を呼んだ。
いよいよ物語は最終章へ向かい始め、第8話は重要なターニングポイントとなる回。妻夫木自身も「ドラマの1ファンとして今夜はドキドキ」と綴っており、現場の熱量やチームの結束を実感したうえで迎える放送回に胸を高鳴らせていることが伝わる。
『ザ・ロイヤルファミリー』はこれまで、壮大な物語と丁寧な人物描写、そして馬と人への深いまなざしで高い評価を受けてきた。クライマックスへ向けて物語が加速する今、妻夫木の投稿は視聴者の期待をさらに高めるものとなった。
