『ミヤネ屋』ryuchellさん特集で元妻peco発言を“都合よく編集”で批判殺到

　7月14日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』（日本テレビ系）では、12日に急逝したryuchellさん（享年27）について特集したが、憶測で進められるトーク展開や番組に不都合なコメントは紹介しないなどの番組の姿勢に批判が殺到している

　番組では、2016年にryuchellさんと結婚し22年8月に離婚した元妻でモデルのpeco（28）が、自身のSNSを通じて発表したコメントを紹介。pecoは11日に5歳になった息子とともにサマースクールのためグアムを訪問しており、ryuchellさんの訃報を受け急遽帰国。

　息子の誕生日には、ryuchellさんもグアムに来て3人でお祝いし「日本に帰ってくるとき空港にお迎えに行くからね」と話していたことから、pecoは自身のSNSで「まさか本当の別れになるとは思えない、いつも通りの、とってもフランクな“いってらっしゃい”でした。」「そして、７月１２日に連絡を受け、まったく現実とは思えませんでした。」と悲痛な思いを綴っている。

　スタジオでは、MCの宮根誠司（60）が「理由は分からないけど」と言いながら、多くの芸能人や政治家たちが“誹謗中傷”についてコメントしていることを伝え、SNSの誹謗中傷についてトークを展開させた。

　しかし、ryuchellさんが死を選んだ理由についてははっきりと報道されておらず不明。それにもかかわらず、ryuchellさんの死に絡めてSNSの誹謗中傷に焦点をあてたトーク展開に、視聴者からは「え、誹謗中傷が原因ですって誰が決めたの？」「てかこの番組途中からネット検閲するべきだって話すり変えてるよな？亡くなった人利用して自分達の主義主張すんじゃねえよ」「りゅうちぇるの自死について、『原因は誰にもわからない』と言いつつ、『SNSの誹謗中傷は問題』だと、話題を誘導してるね」との指摘が続出殺到。

　また、番組ではpecoのSNSを引用する形で長文のコメントを読み上げていったが、「皆様からご心配、そして、りゅうちぇるのことを温かいお言葉とともに世間の皆様にお伝えしていただけること、本当に感謝の気持ちでいっぱいなのですが、どうか、わたしたちの大切なまだ小さい息子もいます、そっと見守っておいていただけたらと思います。親族や友人への取材や、憶測などでの記事掲載も、どうか控えていただきますようよろしくお願いいたします。」と、報道を控えるようにお願いしている部分のコメントだけ紹介せず。

　あまりにも自分たちに都合がよすぎる展開で報道したミヤネ屋には、「pecoちゃんの憶測で伝えないで。そっとしておいてっていうマスコミへの言葉もわざとカット。憶測はダメって言ってるのに勝手に死因を誹謗中傷に決めつけ誘導。人の命を利用してんじゃないよ」「ミヤネ屋はpecoさんの言葉、大切なことを抜かしてるじゃん。」「pecoちゃんのコメント読み上げるのに、マスコミとかに触れてる部分は無視？」と批判が殺到していた。