松本人志、31年ぶりの漫才はあの“ベテラン芸人”の影響と告白「カッコイイなって」

　5月13日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』（フジテレビ系）で、ダウンタウン・松本人志（58）が、相方の浜田雅功（58）と31年ぶりに漫才をするキッカケになったコンビ名を明かす場面があった。

　4月3日の吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』で、コンビとして31年ぶりに漫才を披露したダウンタウン。「今までに影響を受けたもの」というテーマになった際、千鳥・ノブ（42）は「帰りに浜田さんが履いてた靴を買った」と告白。

これに松本は「靴なんて覚えてない」と驚いていたが、一緒に観に行っていた博多華丸・大吉（51）と帰りのタクシーの中で「30年漫才しなかったレジェンドが30年ぶりに漫才したら、今の若手よりもおもしろい漫才になってた」と盛り上がり、「敢えて影響を受けようということで、僕と大吉先生で（浜田と）同じスニーカーを買った」とのこと。結果的に、ノブ、大吉、かまいたち・濱家隆一（38）が同じスニーカーを履いていると明かしていた。

　その後、サバンナ・高橋茂雄（46）から「ダウンタウンで漫才しようっていつ決まったんですか？」と質問された松本は、「えぇ……もうじゃぁ、しゃいないな」と渋りながらも、「おぼん・こぼんさんのことはあるかもしれない。やっぱりカッコイイなって思って」と、ベテラン漫才師のおぼん・こぼんの影響だと告白。

　おぼん・こぼんと言えば、長年“不仲コンビ”として知られていたが、昨年『水曜日のダウンタウン』の企画内で和解。そんな2人が漫才をしている姿を見て、松本は改めて「２人で喋るのってかっこいい」と思ったようで「おっさんになればなるほどかっこいいな」という思いから、もう一度漫才をしようと考え始めたと明かした。

　そして「落語みたいに一人でぶつぶつ言ってやるのは今だにあるし。でも浜田は、何て言うてくるかわからないし」とコメント。千鳥・大悟（42）から「ジャズみたいな」と言われると「まぁ、そうね」と言い「一個言わせてもらうと、あそこで時事ネタはやらない」と決めていたと告白。「あそこで何年振りかに舞台に立って、時事ネタやるのは俺はプライドが許さなかったというか」「浜田が俺を叩いた時にウィル・スミスを出してきたらそれはウケるだろうし、広げることはできるけど、すごくこう……、ね？陳腐じゃない」と理由を説明。

　舞台裏では1人で稽古をしていたのかと聞かれると、「立って浜田と合わすなんて気色悪い。顔とかも気色悪いじゃん」と言い、笑いを誘っていた。

「ダウンタウンも還暦を間近に控えており、テレビ界ではかなり年齢も上のほうですが、劇場なのでは松本よりも上のベテラン漫才師はいますからね。おぼん・こぼんが仲直りしていなかったら、ダウンタウンが漫才をすることもなかったのかと思うと『おぼん・こぼんの件がこんな風につながるとは思ってなかった』『マッちゃんにとってもレジェンドなんだよね』との声が集まっていました」（芸能ライター）

　この放送に「おぼんこぼん師匠嬉しいだろうね」「みんなが浜ちゃんに憧れてスニーカー買ってるのなんかいいね」などの声が集まっていた。