記事紹介
春だからと温活に手を抜いていませんか?サウナ・生姜・冷えとり靴下…など多くの温活がある中で、温活サロンで受ける温活の効果はピカイチ。
温活サロンってどんなもの?そんな効果があるの?そんな疑問をサロンオーナーにガツガツ聞いちゃう【美容サロンオーナーに聞きたい○○】シリーズ。今回はよもぎ蒸しとハマム浴を扱う「温活カフェCOCORO」のオーナー 田中芽久美様にお話を伺いました。
当然ながら、サロンオーナー様のノウハウは「美容情報の玉手箱や~」と思わず口から出そうになるものばかり。
1日2リットル水を飲みましょう…は実はあなたにとって多すぎるかも?温活後の○○は実は間違い?などなど、この記事を読めば「知りたい!」と思っていたことがスッキリ解決。記事の終わりには体を温めたくてしょうがなくなっているかも?
それでは早速いってみましょう!
目次
- よもぎ蒸しとハマム浴はどう違う?
- オーナー様自身が温活に興味を持ったきっかけは?
- 効率的に体を温めるために来店前から心がけておくと良いこととは?
- お客様の年齢層・お客様の声で印象に残っているものは?
- やりがち!コースの後やらないほうが良いことは?
- まとめ
1. よもぎ蒸しとハマム浴はどう違う?
Q. よもぎ蒸しとハマム浴はどんな違いがありますか?
A. よもぎ蒸しは座って体を温めるもの。ハマム浴は寝て体を温めるものです。
【よもぎ蒸し】は、ヨモギの葉を蒸した蒸気を主に下半身の皮膚や粘膜から取り込むものです。よもぎは血液中の「活性酸素」を取り除く作用があるんです。万病のもとである血液の汚れが、よもぎによって浄化されます。
うちのサロンではヨモギの葉の他にモリンガという植物に変更することもできます。モリンガにはなんと90種類以上の栄養素が含まれており、46種類以上のポリフェノールを始めとする抗酸化物質を持つとされています。もはやモリンガには「人間に必要な栄養素の中で含まれていないものは無い」とすら言われているほど!!モリンガは非常にデトックス作用が高い植物ですから、続けることにより溜め込みにくい体に変わっていく効果もあります。
【ハマム浴】は、仰向けに寝た状態で、背中側からから温かな蒸気を浴びるものです。特殊なベッドの設計がしてあって、体全体に蒸気を浴びせることができます。足先から首の後ろ、髪の毛まで温めるので、リラックス効果が高く、そのまま寝てしまうお客様もいらっしゃるほどです。よもぎ蒸しで長時間座る姿勢が辛い方なんかは、ハマム浴に切り替える方が多いです。
ハマム浴では、ブレンドされたメディカルハーブを使っています。お花のハーブなので香りがとても良く、優しい香りがします。優しく全身をハーブスチームに包まれて、とても心地の良い時間を過ごすことができて、たくさんの汗と共にしっかりとデトックスもできます!
きっかけとしてよもぎ蒸しをしているお客様からよく「これとっても気持ちいい。寝てできたらいいのに」というお声をよくいただいていて。(笑)確かにと思って探していたら、本当にあった!というところから導入しました。うちのサロンではご夫婦でいらっしゃる方も多いため、ハマム浴用のベッドを2つご用意して、ペアで入れるようにしています。
よもぎ蒸し・ハマム浴どちらにも言えることですが、発汗する事はとても大切な事です。人間の体は一定の温度で20分以上温めると、ヒートショックタンパクが生まれます。ヒートショックタンパクが血中に生まれることで、筋肉内の乳酸生産が少なくなり、元気で風邪に強く、疲労しにくい体になります。
その他にも体質改善、アトピー改善、冷え改善、リラックス効果、妊活、疲労回復効果などなど【温める】ことはたくさんの効果があります。
2. オーナー様自身が温活に興味を持ったきっかけは?
Q. オーナー様が「体を温める」に目覚めたきっかけってありますか?
A. 私自身が婦人科系のトラブルに悩んでいたんです。
過去、体調が悪かった頃があって、常に疲れが溜まっている感覚がありました。特に婦人科系の悩みが絶えない時期がありました。いろんなサロンを試すうちに、よもぎ蒸しを受けた後には薬が要らなくなるほどに回復した…という経緯があるんですね。
根本の体質改善をしてからは、大好きな美容エステの効果も出やすかったり。温めるってすごいし、いろんな方にこの感覚を体感してもらいたい!という思いで美容関係の経験は全くなかったのに、始めちゃいました。
よもぎ蒸しがとてもマイナーな時期に、温活をメインでサロンをオープンさせるって言い出したら、周りには「何言ってるの?!」なんて言われたりして。(笑)それでもブレずに温めることをメインに持ってきてよかったと思っています。
特に妊活中のお客様のお話だと「前から行きたかったけど、エステのサブ的なポジションだから行きづらかった。温活メインのサロンだと通いやすい」とおっしゃる方も。
3. 効率的に体を温めるために来店前から心がけておくと良いこととは?
Q. 来店する前に、私たちが心がけておいたら体が温まりやすいよ!ってことがあれば教えてください。
A. 1日のうちで「自分の体重×0.04」の水分を。
基本で大切なのは「水分」です。水分が足りない状態だといくら温めてもそれはその時だけ。すぐ冷めてしまいます。なので、まず自分にとって必要な水の量を知ることがオススメです。
自分に必要な水分量の出し方は「自分の体重×0.04」です。よく言われる2~3リットルは全員に当てはまるわけではありません。小柄な方では2リットル水分をとったら飲みすぎになることも。もちろん氷水でなく常温のお水がオススメです。
4. お客様の年齢層・お客様の声で印象に残っているものは?
A. 10代から80代までのお客様がいらっしゃいます。「赤ちゃんを授かった」という報告をたくさんいただいています。
高齢のお客様の場合は「よもぎの香り」を楽しみにいらっしゃいます。「この香りに癒されるのよ~」なんておっしゃっていただいて嬉しいです。
40代・50代の方では「病気予防」。代謝を上げたい・免疫力を上げたいというニーズがあります。「疲労感・更年期が軽くなったわ」という声が多いです。
30代の方では「妊活」のために通う方が多く、今まで不妊治療に通ってダメで、よもぎに切り替えて授かったという方は多いです。「授かりました」というご報告をいただくとき、実際に赤ちゃんを連れてサロンにいらっしゃる時、本当に一番嬉しい瞬間です。1ヶ月に1人ぐらいのペースでご報告をいただいています。女性にとって、一番嬉しい瞬間に立ち会えるのは、とっても嬉しい!!!
その他子育て世代には「夜遅くまでやっているのが嬉しい」というお声をいただきます。23時まで営業しているので、子供を寝かしつけた後に温活にいらっしゃるお客様は多いです。
5. やりがち!コースの後やらないほうが良いことは?
A. お風呂に入ることです。
よもぎ蒸しやハマム浴のあとは、体に良い成分がお肌に付いています。良い成分をお体に浸透させるためにも、3時間はお風呂に入らない方が良いです。
6. まとめ
座って温めるよもぎ蒸しと寝て温めるハマム浴がある。
1日のうちで「体重×0.04」の水分をとる習慣で体が温まりやすくなる。
温活は妊活に絶大なる効果を発揮している!
10代から80代まで長いスパンで関わっていける健康法であり美容法、それが温活。
よもぎ蒸し・ハマム浴の後は3時間お風呂を我慢して、美容成分を体に浸透させたい!
私も【よもぎ蒸し・ハマム浴】両方で温めてもらいましたが、凄まじい汗とともにトイレも近くなったり!して、とにかく最強のデトックス。お肌のツルツル感・翌日の疲労感の抜け・翌日の化粧ノリの良さ・1日中続くポカポカ感などやみつきです。
余談ですが、オーナー様とは店舗移転前からのお付き合いがありまして、店舗を移動された時には「手書き・直筆」のお手紙が届いたことがありました。今の時代メールで送るクーポンで済むところを直筆(しかも達筆)のお手紙が届いた時には、サロンに行かなくても心がほっこり温かくなりました。
そんな温かな心遣いで身も心も温まる「温活カフェCOCORO」のオーナー 田中芽久美様にお話を伺いました。
【美容サロンオーナーに聞きたい○○】シリーズ、次回もお楽しみに!