本田技術研究所、モビリティー・ロボティクス領域におけるヒト研究の強化を目指し、脳情報通信融合研究センターと共同研究を開始

TOKYO, May 20, 2019 - (JCN Newswire) - Hondaの研究開発子会社である株式会社本田技術研究所（本社：埼玉県和光市、代表取締役社長：三部 敏宏 以下、本田技術研究所）は、国立研究開発法人情報通信研究機構の脳・人工知能研究に関する代表的な研究機関である脳情報通信融合研究センター※（以下、CiNet：シーネット）と、脳科学を用いたモビリティー・ロボティクス領域におけるヒト研究を2019年5月に開始しました。

Hondaは創業以来「技術は人のためにある」という考え方に基づき、より良い商品・技術の開発に取り組んできました。自動運転技術の進展やモビリティーやロボティクスのサービス化など、取り巻く環境は大きく変化しており、ヒト研究の重要さは今まで以上に高まっています。

Hondaは、2019年4月に、移動と暮らしにおける価値の革新的進化と創造を担うことを目的に、先進技術研究所を本田技術研究所内に新設しました。今回、この先進技術研究所が中心となり、ヒトとモビリティー・ロボティクスの係わり方について、CiNetと共同研究を進めます。具体的には、ドライバーとクルマが一体化したような運転操作感や、最適なヒューマン・マシン・インターフェースなどを、脳科学を用いて解明していきます。これにより、より安全・安心で快適なモビリティー・ロボティクス技術開発の基準作りを目指します。

※脳情報通信融合研究センター（CiNet: Center for Information and Neural Networks）
国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）と大阪大学に所属し、大阪・吹田市を拠点とする研究機関。脳の機能に関する基礎研究に加え、情報通信技術、ブレイン・マシン・インターフェース、脳機能計測、ロボット工学など異分野融合により脳情報科学の応用研究を進めている。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.honda.co.jp/news/2019/c190520.html

概要：本田技研工業株式会社

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