
gumiが関与する暗号資産「OSHI」が、Sui Network上のDEX「STEAMM」と「Cetus」で取り扱い開始となりました。複数ペアの追加は流動性確保とUX向上を狙い、同社はゲーム決済やOSHI3でのユースケース拡大を見込んでいます。
STEAMM・Cetus上場で広がるOSHIの流通経路
株式会社gumiは、BOBG PTE. LTD.が発行する暗号資産「OSHI」の取り扱いが、Suilend運営のDEX「STEAMM」とCetus運営の「Cetus」で開始されたことを発表しました。STEAMMでは既存のOSHI-USDCペアに加えOSHI-oshiSUIペアが追加され、CetusではOSHI-SUIペアが新たに上場しています。これによりSuiエコシステム内での直接交換が可能となり、複数ペアを通じた流動性の確保が図られます。
発表資料では、gumiが推進する「OSHI3」プロジェクトを通じてOSHIの価値および流動性向上、エコシステム拡大を目指すと明記しています。OSHIはゲーム等のユーティリティを複数持たせる設計で、発行上限は10億トークンです。gumiはSuiとの連携強化を打ち出しており、新作『BRAVE FRONTIER VERSUS』での決済手段としての利用拡大も見込んでいます。
また、リリースは流動性確保の具体策としてDEX上での複数通貨ペア整備を示しており、これが市場形成やユーザビリティ向上につながるとしています。既にBITPOINT、Gate.io、MEXC、BTSEなどの取引所上場実績も示されており、今回のDEX上場はOSHIの流通経路を分散させる動きと言えます。BOBG側はトークン発行から上場支援までの実績を持ち、gumiはブロックチェーン事業での展開加速する姿勢を示しています。
詳しくは「株式会社gumi」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部
