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家賃支払いを即時化・自動化へ。デジタル通貨の実証開始


株式会社ディーカレットDCPは、株式会社シノケングループおよび株式会社ゆうちょ銀行と、ゆうちょ銀行のトークン化預金の活用に向けた協業に関する基本合意書を締結したと発表しました。トークン化預金は、銀行預金をトークン化し、ブロックチェーンなどの技術を活用してデジタル上で利用できる預金です。銀行預金と同様の安心と安全を備えるとし、取引記録や契約条件などのデータと連動させることで、資金の流れのコントロールや自動化などに活用できるとしています。不動産業界でトークン化預金を活用した実証実験を行うのは、シノケングループが初めての取り組みであると説明しています。

実証実験は、シノケングループの賃貸管理における月次賃料の支払いをユースケースとして実施します。トークン化預金を用いた決済の自動化および効率化を検証し、2025年12月末の完了を目指すとしています。結果を踏まえ、2026年以降の本格導入に向けて準備を進める計画です。ディーカレットDCPは、本協業により不動産業界の決済に初めて参入します。3社は、業界の課題解決と新たな価値創出に取り組み、トークン化預金の活用を通じて不動産業界全体の発展に貢献するとしています。

トークン化預金は即時決済が可能であると説明されています。これにより、家賃やガス代、電気代などの支払いにおいて、従来固定されていた引落し日を、一定の範囲で顧客の都合に合わせて設定できるようになるとしています。シノケングループは、入居期間や支払い履歴、入居者の紹介といった暮らしの履歴に応じて、シノケンコインを還元することを検討していると記載しています。シノケンコインは、シノケングループが提供するサービスで、次の住まい探しなどにシームレスに利用できることを目指すとしています。

ディーカレットDCPは、シノケングループおよびゆうちょ銀行との協業を通じて、新たな経済圏の創出に取り組む方針を示しています。今後も様々な企業とともに、トークン化預金の活用領域を拡大していくとしています。今回の実証実験では、不動産分野の決済フローにおける自動化と効率化の有効性が検証対象であり、スケジュール、対象領域、協業体制が明示されています。

シノケングループは、純粋持株会社として各事業会社の経営管理事業を担い、住まいやエネルギー供給、介護サービス、放課後等デイサービスなど、生活に関わるサービスを提供しています。今回の発表では、トークン化預金の仕組み、実証実験のユースケース、期間、今後の導入方針、各社の役割が示されています。

詳しくは「株式会社ディーカレットDCP」の公式ページまで。

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