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デザインAIで業務を自動化 Canvaが企業向け「クリエイティブOS」を公開


Canvaが発表した「クリエイティブOS」は、動画編集やフォーム、メール配信、ブランド管理を1つに統合する大型アップデートです。世界初のデザインAIを軸に、制作から配信、分析までの一気通貫を実現し、企業のコンテンツDXを現実的に加速します。

視覚ツールとAIで何が変わるか

Canvaの新しいクリエイティブOSは、Visual Suite(ビジュアルツールキット)、Canva AI、Platformの三本柱で構成されます。Video 2.0はタイムラインを刷新し、像の同期・トリミング・レイヤリングを迅速に行えるように改善されました。マジック動画やトレンドテンプレートにより、TikTokやリール向けの短尺動画を短時間で制作でき、完成した動画は透かしなしでブランド所有権を維持できます。これによりSNS運用のスピードと品質が向上します。

データ収集とインタラクティブ化は、Canvaフォーム、Canvaシート、Canvaコーディングの連携で効率化します。フォームの回答は自動でCanvaシートに保存され、エディター内で即座に反映できます。予約やアンケートの運用をデザインの文脈から外さずに完結できるため、外部ツールを跨ぐ手間が削減され、オペレーションのデジタル化が進みます。Canvaコーディングで作成したインタラクティブ要素はブランドに合わせてカスタマイズし、独自のURLで公開可能です。

マーケティング面では、Canvaマーケティングが制作・配信・追跡を一元化します。AIがWebサイトをスキャンしてブランドの色・トーンを学習し、複数の広告案を生成、そのままMeta等へ直接公開できます。さらに、ブランドキットの強化やAffinity(無償提供)との連携により、ブランド一貫性を担保しつつ高度なデザイン作業を組織内で完結できる環境が整いました。

そして核は「Canvaデザインモデル」という専用AIです。これは静止画生成とは異なり、構造やレイヤー、ブランディングや視覚的論理を理解して編集可能なデザインを数秒で生成します。エディター上で「@Canva」にコメントするだけで文脈に即したフィードバックや代替案が得られ、共同制作や承認フローの効率も高まります。総じて、制作スピードと一貫性を両立させることで、企業のDX推進に実務的な効果をもたらします。

詳しくは「Canva」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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