エプソン販売が『スマホでカラリオ年賀』2026年版を2025年10月31日より公開します。565種類のデザインをすべて無料で提供し、住所録連携やスタンプ機能でスマホだけで宛名印刷まで完結できる点が魅力です。
スマホで完結する年賀状作成がもたらす“手間削減”と継続利便性
エプソン販売が公開した『スマホでカラリオ年賀』2026年版は、スマホやタブレットから手軽に年賀状を作成できる無料アプリです。2025年10月31日の公開から、2026年の干支「午（うま）」をモチーフにしたデザインなどを含む565種類がすべて無料で利用できます。中でも、エプソンだけのオリジナルデザイン394種類に加え、季節や日常の挨拶に使えるポストカードや挨拶状など171種類をラインアップし、幅広い用途をカバーしています。
操作は直感的な3ステップで完了します。お好みのデザインを選び、写真や文字を入力、スタンプで飾り付けして印刷するだけで通信面が作成できます。住所録はCSV形式で他社アプリから取り込めるため既存データの移行もスムです。スマホの電話帳から住所録を作成することも可能で、一度登録すれば翌年以降の宛名印刷も手軽に行えます。こうした機能により、年賀状作成の手間を大きく削減できます。
アプリは無料でダウンロードして利用できます。また、パソコンでの作成を希望するユーザー向けに無料のパソコン用アプリ「Epson Photo+」も用意されています。「Epson Photo+」のデザインコンテンツを活用すれば、写真やスタンプで自由にアレンジした年賀状やポストカードを作成でき、宛名印刷や住所録管理機能にも対応します（注：宛名印刷・住所録管理機能はWindows XP、Windows Vistaには非対応です）。スマホとパソコンの両面をカバーすることで、利用者の作成フローに柔軟に対応しています。
併せて、年賀状の作り方や作成前の注意点、トラブル対処などをまとめた年賀状特集ポータルサイトも10月31日より公開されます。デザインコンテンツの紹介にとどまらず、初めて年賀状を作る人にも配慮した情報提供が行われます。今回のデザインには人気クリエイターや企業とのコラボも多数含まれており、優子鈴、ツキノオト、Krimgen、丸山とわ、富士急行などとの連携例が例示されています。
エプソンは引き続き、年賀状やポストカードなど季節の挨拶から日常のメッセージまで、手軽に作成できるツールとデザインコンテンツの提供を通じて、利用者のコミュニケーションを支援していく方針です。スマホだけで完結する年賀状作成は、紙の挨拶を残しつつデジタルの利便性を取り入れる身近なDXの好例と言えるでしょう。
詳しくは「エプソン販売株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部 權
