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「静寂」から「体験」へ — 美術館利用者1,037人が語る新しい鑑賞スタイルの兆し


美術館の鑑賞マナーに変化が見られます。来館者1,037人の調査で、私語への許容や“体験価値”への期待が浮き彫りに。
SNSによる発信や夜間来館の割引など、新たな取り組みが来館促進につながるかもしれません。

サントリーパブリシティサービスが関東在住の1,037人を対象に行った調査で、美術館への来館動機や鑑賞マナー、期待する施設体験の変化が明らかになった。まず、美術館会員制度に関しては、「既に会員」の10%に対し、「会員になりたい」「興味はあるがまだ考えている」層は61%にのぼり、潜在会員が約80%に達することが示された。特に20〜30代の若年層での関心が高かった。

展示室の私語については、状況に応じて許容するという回答が70%近くを占め、「まったく静かでなければならない」という従来のイメージが揺らぎつつあることが浮き彫りに。私語を受け入れるかどうかは、展覧テーマや展示形式などによって左右されるようだ。

夜間来館については、現在最も訪問頻度が低いため未開拓の時間帯とされており、「夜間割引」や「ワークショップ」「記念品・飲食とのセットプラン」など、鑑賞を“深める”または“広げる”体験を伴う特典に来館者の関心が集まっている。こうした体験型や共有型の価値創出が、今後の美術館運営における鍵となる可能性がある。

詳しくはサントリーパブリシティサービス株式会社まで。
レポート/DXマガジン編集部

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