株式会社エンライクは、2025年度高校入試で偏差値58以上の高校に合格した生徒の保護者157名を対象に、学習サポート開始時期の調査を実施しました。その結果、目指す学校のレベルによって学習戦略に明確な違いが見られることが分かりました。
調査によると、偏差値65以上の難関校合格者のうち4割が小学生の段階から塾や家庭教師を利用しており、長期的な「先行逃げ切り型」戦略が浮き彫りとなりました。これは、単なる先取り学習ではなく、思考力や学習習慣を早期に育てるための先行投資といえます。一方、偏差値58～64の上位校合格者では、中学1・2年生からの「計画的バランス型」が最多で、部活動や学校生活と両立しながら、内申点と実力を着実に積み上げる現実的な戦略が主流でした。
また、中学3年生からのスタートでも合格を勝ち取った事例が約4人に1人を占めており、遅めの始動でも集中力次第で逆転可能なことも示されています。調査結果は、「高校受験に絶対的な正解はなく、子どもの個性や目標に応じた最適なタイミングを見極めることが重要」とのメッセージを投げかけています。
詳しくは株式会社エンライクまで。
レポート／DXマガジン編集部
