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レトルト食品が“日常の主役”に ― 利用率9割弱、普段の食事としての定着進む


マイボイスコム株式会社が8月に実施した「レトルト食品に関する調査」によれば、回答者11,523名のうち 約9割がレトルト食品を利用しており、そのうち 50%が“普段の食事のメニュー”として取り入れていることがわかった。近年、この割合が上昇傾向にあるという。

利用頻度では、「週1回以上」が3割弱。性別・年代別で見ると、特に男性や30〜40代で頻度が高い傾向がある。利用されているレトルトの種類では「カレー」が79.3%と圧倒的で、「パスタソース」「料理の素」なども一般的。

また、レトルト食品を選ぶ理由としては「手間が省ける」「時間がない」が上位に挙がる。特に共働き世帯や忙しい年代でこの傾向が強く、「作るのが面倒」「すぐ食べたい」が利用の動機になっている。

一方で不満点も明らかになり、「価格が高い」「具材の量が少ない」が2割前後、「添加物・塩分・味の濃さ」が10%台など、コスパや健康面での改善を望む声も一定数存在。毎日・週数回利用するユーザーでは、特にこれらの点を重視する傾向が強かった。

食品メーカー・小売業界にとっては、レトルト食品の“日常食化”に対応するため、価格帯・具材の充実・健康志向を取り入れた新商品の開発が鍵となるだろう。さらに、消費者の利用シーン(忙しい朝・帰宅後など)を意識したパッケージや調理時間短縮アイディアの投入も期待される。

詳しくはマイボイスコム株式会社まで
レポート/DXマガジン編集部

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