
教育の未来を左右するテーマとして注目される「人工知能(AI)と教育」の関係を議論する国際会議が、2025年9月27日から29日まで横浜で開かれます。会議の正式名称は「第7回国際ワークショップ on Artificial Intelligence and Education(WAIE 2025)」。工学院大学とIEEEが共催し、会場は工学院大学がホストを務めます。
世界の研究者が集う「AI×教育」最前線
WAIEは毎年開催されているイベントで、AI技術が教育にどう応用できるかを探ることを目的にしています。WAIE 2025では、人工知能アルゴリズムやニューラルネットワークの教育応用、知識科学や知識工学、教育ロボティクス、AIを活用したVR学習システムなどがテーマに含まれます。世界中の研究者や実務家が登壇し、最新の研究成果や事例が紹介される予定です。
会議では基調講演のほか、特別セッションや一般発表も用意され、教育におけるAI活用の可能性と課題が幅広く議論されます。また、現地での発表だけでなく、ビデオ参加やオンライン発表にも対応。渡航制限などで横浜に来られない研究者も、Zoomや録画による発表を通じて参加できる仕組みが整えられています。
AIはすでに教育現場で、学習の個別最適化や教員の業務支援といった形で利用が始まっています。WAIE 2025は、そうした取り組みをさらに進化させるための国際的な知見の共有の場となりそうです。
詳しくはWAIE 2025の公式サイトまで。
詳しくは工学院大学まで。
レポート/DXマガジン編集部
