
福岡県直方市は、電子母子手帳アプリを活用した「デジタル予診票」の運用を開始した。スマホから簡単に入力でき、記入ミスや接種忘れを防げる仕組みは、子育て世代の不安を軽減する新しい支援策として注目されている。
スマホで予診票、通知で接種忘れ防止
新たに導入されたデジタル予診票は、従来の紙に代わりスマートフォンから簡単に入力可能。自動入力機能で繰り返し記入する手間を省き、必要項目のチェック機能により記入漏れや誤記を防げる。
接種履歴はアプリに自動記録され、次回の接種日もプッシュ通知で知らせる仕組みを採用。これにより、保護者は「うっかり忘れ」や「記入ミス」に悩まされず、予防接種を安心して進められるようになる。
福岡県内でも数少ない先行導入となる今回の取り組みは、直方市が進める“デジタルで支える子育て支援”の象徴的な一歩。市は今後も、子育て世代が安心して暮らせるまちづくりに向け、行政サービスのデジタル化を加速させるとしている。
詳しくは直方市まで。
レポート/DXマガジン編集部
