ペットロスを乗り越えるための方法

愛犬との別れには深い悲しみが伴います。私は何度も経験していますが、慣れることはありません。ペットロスになることは、心の自然な反応であり、弱いからではありません。
ペットロスは必ず乗り越えることができます。どれくらいの時間がかかるかは個人差がありますが、何年かかってしまっても大丈夫です。
ペットロスの乗り越え方は人それぞれです。いろんな方法を試してみましょう。そして、自分に合った方法を見つけ、少しずつ心の整理をしましょう。
1.悲しい気持ちを無理に抑え込まないこと
愛犬を亡くした飼い主の心は寂しくて当然です。突然、涙が溢れ出ることがあります。元気に仕事をすることができないことがあります。無気力な日が続くことがあります。
そういった気持ちを無理に抑え込む必要はありません。泣きたいときは思いっきり泣きましょう。弱音を吐きたいときは言葉にしましょう。
2.家族や他人に話しを聞いてもらうこと
言葉にすると気持ちが軽くなります。誰かに話しを聞いてもらうと、心がスッキリとします。迷惑がかかるからと遠慮するのではなく、信頼できる家族や友人に話しを聞いてもらいましょう。
愛犬の話を聞いてもらうのは他人でも構いません。SNSで知り合った犬友達がいらっしゃるのではないでしょうか。きっと同じペットロスの経験をされた方もいらっしゃると思います。
理解してもらえること、共感してもらえることが、悲しみや孤独感を癒してくれます。愛犬の写真や動画を観ながら思い出話をしてみてはいかがでしょうか。
3.「ごめんなさい」より「ありがとう」を伝えること
愛犬が亡くなったとき、「ごめんなさい」の言葉ばかり言ってしまうことがあります。愛犬への申し訳なさや後悔があるからでしょう。
ペットロスに陥ってしまったときこそ、愛犬への「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えてみてください。愛犬に向けた感謝のお手紙を書いてみるのもよいと思います。
言葉にすることも大事なのですが、“文字にする”という方法が意外にも心を癒してくれます。お手紙を書くための便箋を買いに行くことも気分転換になるのでおすすめです。
4.カウンセリングを受けること
食事をすることができないとき、眠ることができないとき、体調不良が続いているときは、ペットロス専門のカウンセラーを訪ねてみましょう。
このときに大事なのは“心の病気”として考えないことです。心の自然な反応であり、病気ではありません。生活に支障が出てしまうときは、専門家を頼りましょう。
ペットロスから前向きに立ち直るために心がけるべきこと

「悲しい気持ちを否定しないこと」が大切です。今の感情を大事にしましょう。
生活が乱れることがあります。部屋がぐちゃぐちゃに汚れてしまうことがあります。仕事も休んでしまうかもしれません。それでも大丈夫です。
自分をダメな飼い主だと否定する必要はありません。自分のペースでゆっくりと取り戻していきましょう。
まとめ

ペットロスを乗り越えるための方法を4つ解説しました。
- 悲しい気持ちを無理に抑え込まないこと
- 家族や他人に話しを聞いてもらうこと
- 「ごめんなさい」より「ありがとう」を伝えること
- カウンセリングを受けること
ペットロスになってしまったのは、愛犬に深い愛情を注いでこられたからでしょう。無理に忘れようとしたり、明るく元気に振る舞おうとしたりしなくて大丈夫です。
私は先代の犬を亡くしてから十数年が経ちますが、今でも思い出して涙が溢れてしまうことがあります。
写真や動画を観て思い返したとき、愛犬が大好きだったあなたの笑顔をまた見せてあげてくださいね。
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