運命の出会い。友人に大切な宝物を託した背景には退役軍人同士の友情があった…

　

カレンダー撮影の現場で

2つの出会いが待っていた

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「キンバーは男性が苦手だって飼主さんに聞いてたんだけど、初めて会った時に僕の腕の中で丸くなったんだ。僕となら安心だって感じてくれたんだと思うよ」とロブさん。

出典:http://people.com/human-interest/hot-firefighter-adopts-adorable-rescue-dog-he-posed-with-for-calendar-fundraiser-it-was-an-instant-connection/

元陸軍の兵士だったロブさんは海兵隊のエリート狙撃手としてアフガニスタンとイラクで任務に就いていたキンバーの飼主スティーブ・ホールさんとお互い元軍人同士ということで意気投合したようです。

スティーブさんは帰還したのちPTSDを患い、悪夢にうなされたりフラッシュバックやパニック障害に悩まされ、症状を和らげてくれる唯一の存在が愛犬のスカウトでしたが、一昨年の12月にスカウトを亡くし再びPTSDの症状がぶり返してしまったのだそう。

今は亡きスカウトの後を継いで

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スティーブさんがPTSDに悩まされていた頃、チャールストン・アニマル・ソサエティに一匹の犬が保護されていました。その犬は痩せており疥癬のせいで体毛も無い状態でした。体毛が生え揃ってくるとその犬はシェパードの子犬だということがわかりキンバーと名付けられたのです。

出典:http://people.com/human-interest/hot-firefighter-adopts-adorable-rescue-dog-he-posed-with-for-calendar-fundraiser-it-was-an-instant-connection/

スカウトの亡き後、スティーブさんはキンバーをシェルターから譲り受け、今度はキンバーがスティーブさんの症状を和らげる役目を担っていたのだそう。

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)とは命の危険を感じるほどの出来事を経験し精神的に衝撃を受けた人に起こりやすい障がい。スティーブさんのように何度も戦地に赴き辛い場面に遭遇した兵士によく見られます。薬物による療法もありますが、スティーブさんにはそれが有効ではなかったようで、彼にとってキンバーのような犬は人間らしく生活していくためには欠かせない存在。しかしそんなスティーブさんに予期せぬ出来事が待っていたのです。

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信頼しあっているからこそ…

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