![25](http://livedoor.blogimg.jp/yukawanet/imgs/6/f/6fe96e9f-s.png)
朝からJASRACの音楽教室に関する問題が取り沙汰され大きな話題となっておりますが、この楽曲仕様に関する問題に必ず話題に登ってくるのが、黙っているだけの曲「FOUR MINUTES AND THIRTY THREE SECONDS」です。こちらの曲は楽曲を一切奏でないという曲として有名なものではありますが、どうなるのでしょうか。
こちらが有名なJohn Cageによる「FOUR MINUTES AND THIRTY THREE SECONDS」です。確かにずっと曲を奏でず、ひたすら楽譜をペラペラとめくるという衝撃的な楽曲ですが、こちらなんとJASRACに登録されている列記とした楽曲なのです。
作品コード 0F1-7811-1
FOUR MINUTES AND THIRTY THREE SECONDS
![14](http://livedoor.blogimg.jp/yukawanet/imgs/2/5/259fab61-s.png)
演奏・録音・貸与・ビデオ・映画・CM・ゲーム・放送・配信・通カラなどにおいて管理されており、許可なしに使うことは出来ないのです。
従ってこれを無断で利用すればJASRACが黙っていないという理論になります。
ー意外に難しい
さてこれを実際にプレイするとなると意外に難しい。第1楽章が33秒、第2楽章が2分40秒、第3楽章が1分20秒で演奏、合計時間4分33秒となっております。また周囲の雑音や海上のどよめき、それらも含めこの音楽とされます。
従って我々が単純に4分33秒黙っていたからと言ってこの曲を弾いているかというと、むろんそんなことは到底およばず、音楽の難しさと奥深さを思い知らされます。
つまりこの曲をしっかりマスターして、はじめて悩めばいい話なので、それをしっかり弾きこなしているかどうかという、もはや哲学の世界になってきますうえ、弾けない方はまず心配ご無用です。
掲載元
http://www2.jasrac.or.jp/
(秒刊サンデー:Take)