ノンストップで一ノ関駅へ到着! 池袋~岩手県各地を結ぶ岩手県交通の3列独立シート高速バス「けせんライナー」に乗車
ざっくり、こんなバス
- 池袋から一ノ関駅までノンストップ
- カーテン付きの3列独立シート
- Wi-Fiはなし、トイレ・USBポート付き
岩手県交通「けせんライナー」の設備紹介
まずは、車内設備から紹介していきますね。シート配置は横3列、縦に10列です。
車両の中ほど、左手にある階段を下りていくと、トイレがあります。後で説明しますが、この便にはトイレ休憩がありませんので、こちらを利用しましょう。
こちらは独立シートの様子。ヘッドレストのカバーに席番が書かれています。
シートにはレッグレストと、靴を脱いで利用するタイプのフットレストが付いています。
アームレストの下には、充電用のUSBポートがありますので、充電をしたい方はケーブルをお忘れなく!
着席すると、目の前にはメッシュポケットが。中には使い捨てのスリッパが入っています。そのほかには荷物をかけるフックがあります。
窓際席にはカーテンが付いており、引くと中央席からの視線を遮ることができますよ。
右手のアームレストカバーを開けると、ミニテーブルを引き出せます。
ちなみに、車内にWi-Fiはありません。
岩手県交通の「けせんライナー」に乗車して池袋~岩手間を移動
ここからは、実際にバスに乗車してレポートしていきますね。
「けせんライナー」は、池袋駅西口7番バスのりばから出発します。この日は連休前ということもあってか、国際興業のバスが1号車、岩手県交通のバスが2号車と、行先が同じバスが2便出発するスタイル。私が乗車する「けせんライナー」は、国際興業のバスに続いて到着しました。
出発してすぐ、乗務員からアナウンスがあります。「けせんライナー」は道中、何度かPAに立ち寄りますが、これは乗務員の交代や休憩のため。よって、乗客は降車できません。
移動中の軽食や飲み物などが必要であれば、バス乗車前に購入しておくと良さそうです。出発から約10分後、高速道路に乗る前に消灯となるので、乗車後すぐに寝る準備をしてしまいましょう。
バスは順調に移動を続け、定刻の4:38ごろに一ノ関駅に到着しました。
さて、朝5:00前に一ノ関駅西口に到着したのはいいものの、駅前にネットカフェや24時間営業の店舗はありません。駅前にバスセンターがあり、中に待合室が見えますがオープンは7:30から。一ノ関駅構内に入れるのは5:10からなので、それまで時間を潰す必要があります。
とはいえ、早朝の一ノ関駅前は閑散としておりベンチもほぼなし。強いて言えば、公衆トイレがあるくらいでしょうか。
メイクをこちらで済ませ、取り急ぎ最寄りのコンビニ、ローソン一関大町店に向かいました。こちらにイートインスペースはありませんが、飲み物などを購入するのに良さそうです。
ローソン一関大町店
先にもお伝えした通り、一ノ関駅の駅舎には始発に合わせた5:10に入れるようになります。中には待合室がありますので、そちらで早めの軽食を取って目的地に向かいました。
以上、岩手県交通の「けせんライナー」について紹介しました。岩手県の各地域に用事がある場合は、ぜひ利用してみてくださいね。
※取材協力:岩手県交通
(為平千寿香)