お盆の期間、九州は台風7号の間接的な影響で、沿岸海上は風が強まり、うねりを伴い波が高くなる所がありますので、海のレジャーは注意が必要です。

●台風7号 15日に紀伊半島に上陸へ

きょう14日午前9時現在、強い台風7号は紀伊半島の南東海上を時速15キロで北西に進んでいます。この後も自転車並みの速度で北上し、あす15日は紀伊半島に上陸し近畿地方を北上した後、16日(水)は日本海へ進むでしょう。17日(木)は北海道付近へ進み、18日(金)にはオホーツク海で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風7号は、九州から離れた所を北上しますが、台風の間接的な影響を受ける見込みです。

●九州 海のレジャーは注意

きょう14日、台風7号の北上に伴い、九州付近は気圧の傾きがやや大きくなり、沿岸海上は北よりの風がやや強く吹くでしょう。九州南部や大分県南部は台風からのうねりが入り波が高い見込みです。また、台風7号が近畿地方を縦断するあす15日も、沿岸海上は北よりの風が強い状態が続き、九州南部だけではなく、九州北部の沿岸でもうねりを伴い波が高くなる所があります。16日(水)まで波が高い所があるでしょう。

九州の沿岸海上は、台風の間接的な影響を受けますので、海水浴や磯遊び、釣りなどの海のレジャーは十分な注意が必要です。

●この先も高温傾向

あす15日から16日(水)も九州は大体晴れますが、にわか雨の所があるでしょう。17日(木)から18日(金)は気圧の谷の影響で雨が降りやすくなる見込みです。今週末は再び高気圧が勢力を強めてくるでしょう。

雨が降ると幾分暑さが収まりますが、晴れる日は内陸部を中心に最高気温が35度前後まで上がり厳しい暑さが続きます。熱中症など体調管理に気をつけてお過ごし下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士