上空の寒気の影響で、日本海側は大気の不安定な状態が続いています。きょう11日も、日本海側では雨の降る所が多く、晴れる太平洋側にも雨雲が流れ込み、局地的に雷を伴った強い雨や竜巻などの激しい突風、降雹、また大雨に伴う道路冠水、川の増水などに注意が必要です。

●11日(木)全国天気 日本海側は大気不安定 局地的雷雨も

きょう11日(木)は、西日本から東日本の上空約5500メートルに氷点下24度以下の寒気が、北日本には氷点下27度以下の寒気が断続的に流れ込むため、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。このため、日本海側を中心に雨や雷雨で、晴れる太平洋側でも一部でにわか雨の可能性があります。局地的に雷を伴った強い雨や竜巻などの激しい突風、降雹、また大雨に伴う道路冠水、川の増水などに注意してください。

●11日(木)全国最高気温

最高気温は、寒気の影響を受ける西日本ほど上がり方が鈍くなりそうです。沖縄は25度を下回り、12月上旬並み。九州や四国、中国地方、近畿、東海は20度以下の所が多く、福岡は朝からほぼ横ばいでしょう。北陸は15度以下で金沢は12月上旬並みの予想です。関東はきのう(10日)と同じくらいで、20度前後とこの時期としては暖かい陽気が続くでしょう。東北は南部の太平洋側で15度を超える予想です。北海道は、平年より高い所が多いでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士