九州 台風2号の影響 週末にかけて海上は強風・高波に注意
台風2号は九州から離れた所を通りますが、週末にかけて九州の沿岸海上は風がやや強く、うねりを伴い波が高くなる所があります。船や海のレジャーはご注意下さい。
●23日極端な暑さ収まる 台風離れても影響
きょう23日の九州は、気圧の谷や湿った空気の流れ込みで雲が多くなっています。
日差しが弱まる分、きのう22日より気温が下がり、30度を超えるような極端な暑さは収まりそうです。
また、沖縄の南海上には、強い台風2号の雲が大きく広がり北東へ進んでいます。九州の沿岸海上は台風からのうねりが入り、九州南部や大分県南部、長崎県五島地方などは次第に波が高くなり、種子島・屋久島地方はしけてくる見込みです。また、沿岸海上は東よりの風がやや強く吹きますので、強風や高波にご注意下さい。
●週末にかけて強風・高波注意
きょう23日午前9時現在、強い台風2号は沖縄の南海上を時速20キロで北東へ進んでいます。このあと、次第に勢力を弱めて日本の南海上を東よりに進み、26日(月)朝には小笠原諸島近海で温帯低気圧に変わる見込みです。
九州への台風の直接の影響はありませんが、週末にかけても沿岸海上は東よりの風がやや強く、うねりを伴う高波が続き、九州南部はしける所がある見込みです。船や釣りなどの海のレジャーは強風や高波に十分ご注意下さい。
●大型連休は雨のスタート
今週末は、大陸から進んでくる高気圧に覆われてすがすがしい晴天になりますが、海上は強風や高波に注意が必要です。
来週は天気が短い間隔で変わり、28日(水)から天気は下り坂となり雨が降り出す所があるでしょう。大型連休初日の29日(木)・祝日は前線の通過で、各地でまとまった雨が降る可能性があります。