九州は、きょう昼前まで激しい雨が降る所があるでしょう。沿岸海上は風が強く、波が高い所が多いですので船舶はご注意下さい。そして、あす14日は弱い寒の戻りとなります。気温の変化にお気をつけ下さい。

●激しい雨は昼前まで 強風・高波に注意

きのう12日の降り始めからきょう13日午前10時までの雨量は、長崎県の五島地方や対馬地方、宮崎県北部では100ミリを超える大雨になりました。
午前10時30分現在、九州南部付近は前線の通過でやや発達した雨雲がかかり、雨脚が強まっている所があります。活発な雨雲はゆっくりと東へ進んでいます。九州南部はきょう13日昼前まで雷を伴い一時激しい雨が降る所がありますが、午後は九州各地とも雨が止み、天気は回復へ向かう見込みです。
九州の沿岸海上は風が強く吹き、波が高い所が多く、太平洋側ではうねりを伴うでしょう。船舶は強風や高波にご注意下さい。

●あす14日は北風ひんやり

あす14日は、九州は大陸から張り出す高気圧に覆われて大体晴れますが、冷たい北風が吹いて弱い寒の戻りとなる見込みです。最高気温は20度を下回り、風がひんやりとしますので、上着など羽織るものがあった方がよいでしょう。
15日(木)の朝は放射冷却現象で冷え込みが強まり、山沿いや内陸部では遅霜のおそれがあり注意が必要です。
今週の後半は、日中は過ごしやすくなりますが、18日(日)頃に再び寒の戻りがある見込みです。
この先、周期的に弱い寒気が流れ込み寒の戻りがありますので、気温の変化に気をつけてお過ごし下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士