九州 冷たい雨 沿岸海上は暴風・高波に警戒
きょう26日(金)、九州は各地で冷たい雨が降り、沿岸海上を中心に風が強まり荒れた天気になるでしょう。沿岸海上は暴風や高波に警戒して下さい。また、日中も気温が上がらず寒さが戻りますので、暖かい服装でお過ごし下さい。
●冷たい雨と強い北東風
きょう26日(金)、前線が東シナ海から九州の南海上に延び、九州は朝から各地で雨が降っています。前線上には低気圧が発生し、きょうの日中は九州南岸付近を通過する見込みです。
九州北部は夕方ごろまで雨、九州南部は今夜初め頃まで雨が降る所があり、鹿児島県は雷を伴い一時激しく降る所があるでしょう。北東の風が吹き、気温が上がらず冷たい雨になります。標高の高い山では雪が混じる所もある見込みです。
また、北から張り出す高気圧と前線との間で気圧の傾きが大きくなるため、北東から東の風が強く吹くでしょう。特に、長崎県や九州南部の沿岸海上は非常に強く暴風となるでしょう。九州の海上は急激に波が高まり、しける所が多くなりますので、暴風や高波に警戒して下さい。
きょうの最高気温は九州北部で10度前後と、きのうより大幅に下がります。北東の風がやや強く、体感的には気温以上に寒くなりますので、おでかけの際は風を通しにくい暖かな服装がよいでしょう。
●気温変化に注意
あす27日(土)は低気圧や前線が九州から離れ、九州の天気はいったん持ち直し北部を中心に晴れ間がでる見込みです。28日(日)は湿った東風の影響で、九州南部は再び雨が降りやすくなるでしょう。来週3月1日(月)は九州北部も不安定な天気となり、2日(火)は前線が九州を通過するため、九州各地でまとまった雨になる見込みです。
あす27日(土)以降は気温が上がり、週末の最高気温は20度に達する所もあるでしょう。2日(火)の雨の後は、再び寒の戻りがあります。
この先も季節が冬と春を行ったり来たりで、気温の変化がたいへん大きいですので、体調管理に気をつけてお過ごし下さい。