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この先、気温の変化が大変大きくなります。30日(木)の最高気温は、全国的に平年より高くなり、季節先取りの暖かさは、しばらく続くでしょう。
●27日(月)~28日(火) 寒気流入
27日(月)から28日(火)にかけて、上空1500メートル付近で0度以下の寒気が、北陸付近まで流れ込む予想です。平年より6度くらい低い気温です。最低気温、最高気温ともに、全国的に平年並みか低いでしょう。
●カミナリ雲の発生
27日(月)は、晴れ間が出る所が多い見込みです。
ただ、広く安定した晴れとはなりません。上空5500メートル付近では、マイナス21度以下の寒気が関東付近まで南下する見込みです。関東付近には、東の海上から湿った空気が流れ込み、午後は大気の状態が不安定になります。雲が発達しやすいでしょう。急にカミナリが鳴り、強い雨が降る所がある見込みです。北海道も午後は雨や雷雨で、標高の高い所は雪になりそうです。
カミナリ雲の下では、突風が吹いたり、雹(ひょう)が降ることがあります。雷鳴が聞こえたり、空が光ったりするようなときは、建物の中など安全な場所に移動して下さい。
28日(火)も北海道や関東付近では、雲が広がりやすいでしょう。
●29日(水)暖気流入へ 30日(木)最高気温は6月並みも
29日(水)は、上空1500メートル付近で0度以下の寒気は北海道の北まで退くでしょう。次第に日本付近に暖気が流れ込みます。最高気温は、平年並みの所が多いでしょう。
上空1500メートル付近で6度以上の暖気は、晴れると地上の気温が20度くらいまで上がる目安です。この暖気が、30日(木)には東北まで流れ込む見込みです。
30日(木)の最高気温は全国的に平年より高くなり、6月並みになる所もあるでしょう。九州から関東、東北南部で、25度以上の夏日になる所がある見込みです。お家で過ごすにも、汗ばむくらいでしょう。まだ暑さに慣れていない時期です。熱中症など体調管理に十分お気をつけ下さい。
ただ、暖気の予想には、まだ幅があり、数日遅れる可能性もあります。
●5月1日(金)以降も季節先取りの暖かさ 最高気温7月並みも
5月1日(金)は、上空1500メートル付近で6度以上の暖気が、北海道まで流れ込む見込みです。この暖気は、しばらく日本付近を覆うでしょう。
最高気温は、全国的に平年より高い日が続き、7月並みになる所もある見込みです。九州から関東、東北南部では、夏日が続く所があるでしょう。季節先取りの暖かさは、一時的ではなく、少なくとも5日(火)頃まで続きそうです。扇風機で風通しを良くするなど、涼しく過ごす工夫をするとよいでしょう。
●5月2日(土) 雨雲かかる所も
2日(土)から本州付近に湿った空気が流れ込む見込みです。広く晴れマークになっていますが、今後、予報は曇りや雨に変わる可能性があります。最新の気象情報をご確認下さい。