オリックス岸田監督(右)と波留2軍監督(2024年撮影)

岸田オリックスが「個別指導キャンプ」で底上げを図る。5日に高知秋季キャンプを開始。選手31人に対して初日にコーチは17人も参加。残留練習で大阪滞在の育成コーチらを除き、ほぼ全員が高知に向かった。質を高めてハードなトレーニングを積む。岸田監督は「人数で言えばコーチ陣が選手の1つ1つのプレーを見られる。手を抜かず、集中してやるとなったらしんどいと思います」と地獄キャンプを予告した。

練習メニューも変化を加える。水本ヘッドは「ローテーション(打撃回り)で言えば走塁とかをなくす。午前中は守備。午後は基礎的な体力をつける打撃」と説明。今季V逸の課題だった打撃向上のため、全体練習のスイング数と実戦に近い練習を増やす。同時に岸田監督は選手との個別面談で意見を吸い上げる。「効率よく、でも内容の濃いことをやっていく」と充実の2週間にする。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】岸田監督「しんどいと思う」個別の地獄キャンプ予告「内容の濃いことやっていく」