日本サッカー協会は10日、選手らへのパワーハラスメント行為が認められたJ1鳥栖前監督の金明輝氏(40)が持つ指導者ライセンスについて、Jリーグの監督に必要なS級からA級に降級したと発表した。S級からA級への降級は初めてで、未成年も含む暴行行為や暴言を問題視した。  Jリーグは昨年末、金明輝氏に対して8試合の出場停止処分などを科していた。Jリーグで再び指揮を執るには、S級ライセンスを再取得する必要がある。  同様にパワハラ行為があったJ2東京V前監督の永井秀樹氏(51)については、今年12月までS級ライセンスを1年間停止とした。両氏は今後、日本協会が課す研修や社会奉仕活動を行う。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 金明輝氏の資格を降級=永井秀樹氏は1年停止―日本サッカー協会