ジェイテック<2479>は9日、2017年3月期連結決算を発表。売上高が前期比0.8%減の33.30億円、営業利益が同69.5%増の1.23億円、経常利益が同61.3%増の1.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同90.3%増の0.89億円だった。

技術職知財リース事業の売上高は前年同期比1.9%減の31.38億円、セグメント利益は同14.1%増の4.28億円だった。電子・電気機器関連や航空機・宇宙関連等の顧客企業からの取引が前年同期より増加したものの、他分野の減収をカバーできず、事業全体の売上高は微減となった。利益面では、原価管理の徹底及び経費の更なる削減に努め増益となった。また、一般派遣及びエンジニア派遣事業の売上高は同21.4%増の1.93億円、セグメント損失は0.04億円(前年同期は0.03億円のセグメント損失)だった。前連結会計年度に設立した連結子会社のジェイテックビジネスサポートによる取引が増加したものの、関連費用も増加した。

2018年3月期通期については、売上高が前期比2.9%増の34.28億円、営業利益が同17.6%減の1.02億円、経常利益が同18.0%減の1.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.7%減の0.71億円を見込んでいる。引き続き技術職知財リース事業の伸長を図っていくとともに、システム開発の受託・請負業務にも一層注力し技術領域の拡大に努めていく。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ジェイテック---2017年3月期は2ケタ増益で着地、業務効率化により利益拡大