NY原油先物4月限は大幅続落(NYMEX原油4月限終値:50.28↓2.86)。50.05ドルから52.92ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計において、米原油在庫は前週比で820万バレル増加。市場予想を大幅に上回る増加となったことで、需給面での緩みが嫌気されて売り圧力が強まった。

チャートでは、25日移動平均線(53.2ドル水準)を下振れ、100日移動平均線が位置する50.9ドル水準も下回った。石油輸出国機構(OPEC)の加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えとなっていたが、米国原油在庫の増加がマイナス要因となっている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:大幅続落で50.28ドル、米原油在庫の大幅増を嫌気