吉永小百合30年ぶり写真集ファンお渡し会「うれしい」プレゼントした天海祐希が喜んだと明かす
吉永小百合(80)が14日、都内で「写真集『吉永小百合』」(世界文化社)刊行記念サイン本お渡し会を開いた。同写真集は、吉永が50歳だった95年に1度、出版されたが、今回は世界文化社創立80周年記念企画として、24年1月に亡くなった写真家の篠山紀信さんが撮影した写真を中心に作っていく趣旨に賛同した吉永が、自ら1年間をかけて写真を選んだ。世界文化社によると、購入したファンに直接、サインした写真集を渡すお渡し会は、第1作以来30年ぶりだという。
「写真集『吉永小百合』」は、篠山さんが72年から95年にかけて撮影した写真群と、59年「朝を呼ぶ口笛」で本格的な映画デビューを果たしてから、公開中の最新作「てっぺん向こうにあなたがいる」まで、吉永が出演した映画全124作品の印象的なスチール写真で構成した。
その中には、天海祐希(58)と3度共演した01年「千年の恋 ひかる源氏物語」、19年「最高の人生の見つけ方」、「てっぺんの向こうにあなたがいる」の写真も掲載された。吉永は、写真集の話を伝えた天海が「うれしい」と喜んだと明かし、笑みを浮かべた1冊プレゼントした時は、とても喜んだといい「私も、うれしかったですし、皆さんに、写真を使っても良いですよ、と言って頂いて、初めて写真集が成立した」と感謝した。