楳図かずおさんマネジャーもＸで追悼「永遠に読み継がれてほしいと願って」に悲しみの声続々

楳図かずおさん（2014年9月撮影）

「漂流教室」「まことちゃん」などで独自の世界観を展開した漫画家、楳図かずおさんが10月28日に亡くなった。88歳だった。

「楳図かずおマネージャー」ユウちゃんがXを更新。「漫画家・芸術家の楳図かずおが、永眠いたしました。生前、楳図は自分の作品が世界中の人々に届いて欲しい、永遠に読み継がれて欲しいと願っていました。また、自分の作品の芸術的価値を信じておりました。その志がこれからも皆様の心に留まり続けることを願っております。(一般財団法人UMEZZ）」とつづった。そして別投稿で「これまでご愛読、応援いただいた読者の皆様、お世話になりました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。(一般財団法人UMEZZ)」と続けた。

一連の投稿に対し、漫画「釣りキチ三平」の矢口高雄／矢口プロの公式Xが「子どもの頃から大好きでした。『洗礼』で夜トイレに行けなくなり、『漂流教室』でキノコが嫌いになりました。大人しい女の子だった私が明るい性格になったのは『まことちゃん』との出会いからでした。父の作品よりたくさん読んでいるのは内緒です。ありがとうございました。矢口高雄の次女かおる」と追悼のメッセージが届いた。

他にも「いつかはこういう日が来るとわかっていたけれど…本当に悲しいです。楳図先生の作品は色々な要素が含まれていて、子供のわたしの人格形成や趣味性に大きく影響し、先生がいなければ今の自分はなかったと思います。作品も先生ご自身もこれからもずっと大好きです。どうぞ安らかにお眠りください」「時には恐怖で震え上がり夜も眠れず、時には腹がよじれるほど大笑いしたり、緻密な絵柄とストーリーにのめり込み、漫画の楽しさを教えて頂きました。楳図先生、ありがとうございました」などと書き込まれていた。