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ついつい忙しいとどんどんと先に向かわないといけない日常だったりして、自分に向き合う時間が取れないですよね。でも、ちょっと立ち止まってみて自分の日頃の習慣を見直してみることがとても大切なんです。朝起きて夜眠りにつくまで、私はどんな生活習慣を送っているんだろうと見直してみると、もしかしたら肌に悪影響を与えてしまっている行動があるかもしれません。
具体的に、肌に悪影響を与えてしまう可能性がある行動はどんなことがあるのかお話したいと思います。
肌荒れをしないようにするには、まずは肌を洗浄してクリーンにすることがポイントになります。肌に汚れが残ってしまうと、古い皮脂や角質がそのまま肌に留まることになります。
そうなると、肌の新しい細胞がうまれてくることが出来ず、ターンオーバーが正しく行われません。毛穴には汚れが詰まって、炎症や吹き出物が出来てしまうことも…。最悪の場合シミ、シワを引き起こしてしまう原因になりかねません。
正しい洗顔方法で洗ってあげることで、汚れが残らない肌を保つことが出来るんです。優しいタッチで撫でるような力で洗ってあげるといいでしょう。「それでは汚れは落ちないのでは?」と思うかもしれませんが、逆にガシガシと強い力を加えて洗ってしまうと、肌を傷つけてしまう原因になることもあります。
洗顔時に使うのは、水でもお湯でもなくぬるま湯がいいとされています。なぜなら、ぬるま湯がいちばん肌に刺激を与えにくいからです。冷たい水と熱いお湯は肌に刺激を与えたり、乾燥しやすくなってしまうのでぬるま湯を使うのがいいでしょう。
夏だからといって手を抜いてしまいがちなのが保湿。肌を乾燥状態にすると、そこから肌トラブルを生じてしまうことがあるので、暑い時期もしっかりと保湿をしてあげることが大切なんです。
自ら汗をかいて皮脂が過剰に出やすい反面、エアコンの風や紫外線が原因で肌の内部は乾燥してしまうことがあります。その状態をインナードライ肌といいます。仕事柄エアコンの風を浴びる場所にいないといけなかったり、紫外線を浴びることが多かったりすると、特にインナードライ肌が進行してしまいやすいといわれています。
乾燥してしまいやすい環境だから、とあきらめるのはもったいないです。夏場もたっぷりと保湿をすることを心掛けるだけで、エアコンの風や紫外線などを浴びても、負けないくらい強い肌を作り出すことだってできるんですよ。
具体的に注目したい化粧品の成分は、セラミドを含む化粧品です。インナードライ状態により、セラミドを不足してしまいやすいんです。化粧品でセラミドを補給してあげることをおすすめします。筆者も夏場になると、スキンケアをセラミド配合のものに切り替えています。
暑い時期は寝苦しい日が続いて、睡眠時間が短くなってしまうなんてことありますよね。睡眠時間が短くなったり、睡眠が浅かったりすると休息が十分にとれていなくて、結果的に肌トラブルを抱えてしまうことも。
暑い日でも寝やすいように、寝室の状態を見直してみましょう。例えば、寝具を清涼感のある素材のものに切り替えてみたり、アロマディフューザーをベッドのそばに置いて眠る前に好きな香りを嗅いでみたり、枕元のライトをムーディーなものにしてみたり。
少しでも快適な環境を作ることで快適な睡眠を手に入れることが出来るはずですよ。
暑いとつい簡単になってしまうのが食事。でも簡単にしてしまって、栄養バランスの偏った食事を続けてしまうと肌や体にも不調が出てしまうことがあります。栄養バランスが偏ってしまうことで肌は、乾燥が進行して粉を吹いたり、ニキビなどの吹き出物などが出来やすくなってしまいます。
肉、魚、野菜、豆、果物などバランスのいい食事を心掛けることで、健やかな肌を作り上げることが出来ます。「栄養バランスのいい食事を摂りたいけれど、食事を作る時間がない!」と忙しい人は、いつもの食事に1品野菜スープを添えてみるだけでも、たくさん野菜を一度に取ることが出来るのでおすすめです。
美肌を目指すのなら、食物繊維や発酵食材などを多く含む食材を意識するといいでしょう。
食物繊維を多く含む食材は、あずきやいんげん、納豆などの豆類や海藻、きのこ類などに多く見られます。発酵食材は今特に注目されている食材で、みそやキムチ、納豆、塩麹などに多く見られます。これらを意識しながら他の食材と合わせてバランスよく摂ることが大切です。
日常のついついやってしまいがちな習慣を見直すことで、肌にとって心地よい環境づくりが出来るかもしれませんね。今年の夏は、肌トラブルにゆるがない肌になれるといいですね。