- 週間ランキング
毛玉を吐く回数が突然増えてしまったときは、健康上なんらかの問題を抱えている場合が多いので注意が必要です。
「毛玉が溜まっているのに吐き出せない状態」のほうが問題であるため、頻繁でなければ吐いても慌てる必要はありません。単なる毛玉の排出なのか、消化器系の疾患など他の異常が原因なのかを見極めることが大切です。
食道、胃、十二指腸(上部消化管)に慢性的な病気があると吐く頻度が増えます。通常は毛玉を吐かない猫でも、実際には被毛を飲み込んでいるので他の病気で吐いた時に毛玉が混じることがあります。見かけ上毛玉が原因で吐いているようにみえますが、実際には病気が隠れていることがあるので注意が必要です。具体的には食物アレルギー、炎症性腸症、リンパ腫などです。出典:http://catman.moo.jp/hairball/
通常、毛づくろいで飲みこんだ毛は胃から腸を通り、便として排泄されます。しかし、飲み込む量が多いと胃の中に毛が大量に溜まってしまい、その毛が絡まったり固まったりすることで丸い毛玉ができてしまうのです。
胃の中に丸い毛玉ができてしまう症状を毛球症と呼びます。毛球症になると、毛玉が胃を刺激して吐く回数が増えたり、腸への通路をふさぐことによって食欲不振や便秘などの胃腸障害を引き起こします。
www.pakutaso.com
なんらかの原因で不安感やストレスが強く、気持ちを落ち着かせるために体をなめている可能性があります。また、皮膚病によるかゆみで毛づくろいが増えた結果、大量に毛を飲み込んでいることも考えられます。
皮膚病があると被毛を舐める頻度が増え、毛玉がたまりやすくなります。特に痒みが強く出る病気として、アレルギー性皮膚炎、ノミ・ダニ寄生、真菌症などがあげられます。出典:http://catman.moo.jp/hairball/