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プードルと同じく、一番大きいサイズは「スタンダード」とされています。ゴールデンレトリバーと同じようなサイズ感があります。
体高53〜63センチ、体重23〜30キロの大型犬となっています。
・ミディアム
ミディアムはボーダーコリーやダルメシアンと同じようなサイズ感です。
体高43〜52センチ、体重13〜20キロの中大型犬といったところでしょうか。
・ミニチュア
ミニチュアとはいうものの、ミディアムよりも小さい程度と考えた方が良いでしょう。サイズは柴犬やビーグルくらいです。
体高35〜42センチ、体重7〜13キロですので、ほとんどは10キロ超えの中型犬に属します。
ラブラドゥードルの胴体は四角くコンパクトで、程よい骨格と強い筋肉を持っています。両目は離れており丸い鼻に垂れ耳で愛嬌のある顔といえるでしょう。
ラブラドゥードルの平均寿命はどのくらいでしょうか?
一般的に平均寿命は10〜12年ほどといわれています。他の犬種同様に体が小さいほど寿命は長い傾向にあります。そのためミニチュアは寿命が長く、スタンダードは寿命が短い傾向にあるといわれています。
ラブラドゥードルが誕生してからまだ数十年ですし、個体数も少ないため、寿命に関することやかかりやすい病気やその治療法などまだまだ研究段階であるといっても良いでしょう。
ただしプードルとラブラドールレトリーバーとの交配ですので、プードルやレトリーバー系がかかりやすい病気には注意が必要かもしれませんね。
Eric Isselee/shutterstock.com
ラブラドゥードルは3パターンの毛並みと10種類以上の毛色があります。
■毛並み
艶があるアンゴラのような柔らかい毛質で緩やかなウェーブカールがありますがブラッシングで簡単に手入れができる「フリースコート」、子羊のようなゆるい巻き毛でヒツジほど密集はしていませんが毛の生え方は厚くしっかりしているように見える「ウールコート」、換毛期に抜け毛がある「ヘアーコート」の3種類です。
基本的に毛の長さは10〜15センチほどでウェーブや巻き毛となっています。ヘアーコートは若干のにおいがあったり抜け毛があるためアレルギーフレンドリーではありませんが、普通のペットとして飼うには問題ありません。
■毛色
「チョーク」:基本的に白色で鼻の色は黒かローズピンクです。
「クリーム」:クリーム色で鼻の色は黒はローズピンクです。
「ゴールド」:ゴールドの濃淡色で根本より外側の色は明るめです。成長とともに薄くなることもあります。鼻の色は黒です。
「キャラメル」:濃いゴールドから深いレッドまでの中で幅広いですが、理想はキャラメル色です。鼻の色はローズピンクです。
「レッド」:濃い赤茶色で外側の方が毛色が明るくなっています。成長とともに明るくなることがあります。鼻の色は黒です。
「ブラック」:毛色は黒く、鼻の色も黒です。他の色が混じっていてはいけません。
「シルバー」:明るい青みがかった灰色から暗い灰色まで幅がありますが、全体的に色が均一になっているものが望ましいでしょう。
「ブルー」:暗い青から灰色がかった青色まで様々ですが、生後1〜3年で黒から徐々に毛色が変化していきます。鼻の色は体と同じ色です。
「チョコレート」:生まれたときは黒ですが、徐々にチョコレート色へと変わっていきます。鼻の色はローズピンクです。
「カフェ」:ミルクチョコレート色からシルバーベージュ色と幅広く、鼻の色はローズです。
「ラベンダー」:ピンク色やライラック色です。最初はチョコレート色ですが1〜3年で徐々に変化します。鼻の色は毛色と同じです。
「パーチメント」:ミルクたっぷりのコーヒー色です。最初はミルクチョコレート色ですが徐々に変化します。鼻の色はローズです。
「パーティ」:50%以上が白色でぶちや斑点があります。頭は単色でマズルとブレーズの両方もしくはいずれかが白で左右対称です。
「ファントム」:2色が組み合わされており片方の色が、両目の上、マズルの横、のどとあごと胸の蝶ネクタイ模様、脚の先端、しっぽの付け根に出ています。
「アブストラクト」:白が50%未満です。
「セーブル」:単色の毛先に黒が混ざっています。
「ブリンドル」:明るい毛色に黒が均一に混ざるためトラ縞模様になります。
このようにカラーバリエーションが豊富なのもラブラドゥードルの特徴の一つかもしれませんね。
ではラブラドゥードルの性格はどうでしょうか?基本的に親であるプードルとラブラドールレトリーバーの性格を受け継いでいるといって良いでしょう。
どちらも賢い犬種ですのでラブラドゥードルも賢くしつけがしやすく、聞き分けの良い子がほとんどです。賢いゆえに家庭の中でも序列を付けたがるため、家庭に迎え入れたら子供たちにもお手やお座りといったしつけをさせると良いでしょう。
また基本的に社交性がありフレンドリーな犬種ですので、他の犬とも仲良くし問題を起こすことはほとんどありません。大変人懐っこいので、小さい子供がいても安心して飼うことができます。
さらに、人の感情を汲んで癒してくれるためセラピー犬としても活躍しています。現在も老人ホームや身体障がい者施設等でセラピー犬として活躍しているラブラドゥードルがいます。