下水溝で溺れかけもがいていた子猫

優しい男性が気づいてくれた

心優しい男性カルロさんは現場に近づくと車を止め、何が起こっているのかを確かめに行きました。するとそこには、下水溝から必死に這い上がろうとする子猫の姿が。カルロさんは躊躇することなく下水溝に入り子猫を救出したのです。
出典:http://www.lovemeow.com/man-saves-kitten-from-drowning-and-finds-her-help-while-others-walk-aw-2455214693.html

こちらがレスキュー当初のギズィーです。
こんなに小さな子猫が、なぜ一人ぼっちで下水溝で溺れていたのかは定かではありませんが、人間によって故意に投げ込まれた可能性も否めませんね。
母親のいないギズィーが、これから元気に成長して行くには誰かの助けが必要なのは明らかです。

手のひらほどの小さな子猫

猫の保護団体Cats of Curacaoのマリエッテさんはカルロさんから連絡を受け、子猫の引き取りを手配しました。
「子猫はびしょ濡れでした。その上小さくて片目に傷を負っていました」とマリエッテさん。
出典:http://www.lovemeow.com/man-saves-kitten-from-drowning-and-finds-her-help-while-others-walk-aw-2455214693.html

小さな体で一生懸命歩くギズィー。
ちょうど手のひらサイズといったところでしょうか。
カルロさんが気転をきかせて猫の保護団体に連絡をしてくれて本当に良かったですね。
ここなら猫のエキスパートが、適切なお世話をしてくれることでしょう。

幸運な出会い

時を同じくしてマリエッテさんは母猫と子猫1匹を保護していました。そこで猫親子にギズィーを合流させると、母猫はすぐに我が子のようにお世話を始めたのです。そして子猫のベラとはすぐに仲良くなりました。
出典:http://www.lovemeow.com/man-saves-kitten-from-drowning-and-finds-her-help-while-others-walk-aw-2455214693.html

人間の手で子猫をお世話するのは想像以上に大変なことです。
しかしそこに母猫役になってくれる存在や、一緒に成長して行ける仲間がいることはマリエッテさんにとってもとても心強かったことでしょう。
猫に育てられたり姉妹とじゃれ合ったりすることで社会性だって学べますよね。

キュラソー島のペット事情

キュラソー島は動物愛護への意識が低く、不妊・去勢にも関心が薄いため動物が捨てられることは珍しくありません。
「住民には何度も動物の扱いについて話してきましたが、彼らには動物をペットとして扱う文化が無いんです」とマリエッテさん。
出典:http://www.lovemeow.com/man-saves-kitten-from-drowning-and-finds-her-help-while-others-walk-aw-2455214693.html

どんな国にも意識の低い人は必ずと言っていいほどいるものですが、キュラソー島では島全体が動物をペットとして大切に扱うことに関心を示さない風潮があるのでしょうね。
そのような環境で住民を教育していくことは至難の業でしょう。

それでも努力し続けるマリエッテさんには、頭が下がる思いですね。
住民が少しでも耳を傾けてくれる人がいるといいのですが...

ギズィーが大きく成長した姿に感動

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 下水溝で溺れかけていた子猫。優しい男性に救われ美しく成長していく姿が心に響く