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群ではなく個で生活する他の動物たちのケースでは、幼いころから長い時間を一緒に時間を過ごしたり、親代わりにお世話をしてくれた動物とは、種を超えてでも強い結びつきを形成する可能性があります。
理由はなんであれ、これらの写真を見れば、動物たちは私たちが想像する以上に、複雑で繊細な感情をもっているのではないかと考えさせられますね。お互いの存在を心から楽しみ、慈しんでいる動物たちの様子は心に響くものがあります。「友達っていいな…」そんな気持ちにさせられる写真の数々をお楽しみください。
アフリカの象牙の密猟から救い出されてアメリカの自然保護区に連れてこられたバブル。この自然保護区にいたのが黒ラブのベラです。その極端な体のサイズの違いにも関わらず、バブルとベラは大親友になりました。
この二頭が大好きなのは水遊び。ベラはバブルを飛び込み台にして、バブルの頭の上から水中に飛び込みます。
故郷を離れ、群れからも引き離され、孤独だったバブルの心の隙間をうめたのが、やんちゃで元気いっぱいなベラだったのです。
ビアとウィルマは、アメリカにあるサファリパークで暮らしています。このサファリパークの大きさは、なんと65エーカー(約80000坪)!これだけ広々とした場所で、この二頭がわざわざ同じ場所にいる理由などありません。誰に言われるでもなく、お互いを毎日のように訪ね合い、共に時間を過ごす…それが友達なのです。
ノルウェイの森の中で偶然出会ったティニーとスニッファーは、その日以来大親友になりました。ティニーの飼い主さんは、この二匹が森の中でのびのびとはしゃぎ回る姿を、写真におさめ続けています。
トルキーはシュレックが生後8ヵ月の時に親代わりとなりました。シュレックのお母さんがストレスから小鳥たちを食べてしまう可能性があったため、親元から引き離されたのです。それ以来ずっと一緒に時間を過ごしているこのふたり。今ではすっかり大きくなったシュレックも、まだまだ甘えん坊でトルキーにべったりです。
母親がキツネに襲われて死んでしまったデニスは、その小さい体で途方に暮れていました。そんなデニスを助け出したのが、フレッドとその飼い主さんです。その日からデニスのお母さん代わりとなってせっせとお世話に明け暮れているフレッド。フレッドが他の動物の里親になったのは、実はこれが初めてではありません。過去には鹿のお母さん役もつとめました。困っている小さな赤ちゃんを見ると放っておけない…フレッドは、そんな優しい心の持ち主なのです。
ニワトリと子犬との家族愛