ランチは“唐揚げ”ラーメン♪名水の音も聴ける宮城県「桂葉清水」

はじめに

古くから「高清水の七清水」と呼ばれる泉が街のシンボルとなっている、宮城県栗原市高清水町。
その七清水の代表が、名水百選にも選定された「桂葉清水(かつらはしみず)」です。
今回は、歴史ある「桂葉清水」の魅力と見どころをご紹介します！

宮城県の名水百選「桂葉清水」① 桂葉清水(かつらはしみず)とは？

宮城県栗原市高清水町は、その町の名のとおり、古来から清らかな湧水に恵まれた土地でした。

町の中には、7つの清水名所「桂葉清水・清水権現清水・清水権現下清水・金剛院清水・小山下清水・本町裏清水・新町裏清水」があります。

中でも「桂葉名水(かつらはしみず)」は「かつらっぱ」と呼ばれ、昔から七清水の代表として親しまれてきました。
昭和60年に日本名水百選にも選ばれており、現在も地元の方々の保全活動によって守り継がれている名水です。

宮城県の名水百選「桂葉清水」② 歴史と環境

宮城県栗原市高清水にある名水百選「桂葉清水」は、大きな桂の木の根元から湧き出る湧水です。

「かつらっぱ」として古くから親しまれてきた名水で、雨が降らない時にも枯れることなく水田を潤してきました。

明治時代には消防団がポンプで30分間水を汲み上げても、干すことなく水が湧いていた「桂葉清水」。
現在は地震や環境整備等の影響で湧水量が減少してきていますが、町のシンボルである名水を守るために地元でも保全活動が行われています☆

宮城県の名水百選「桂葉清水」③ 名の由来とは？

日本名水百選に選定された「桂葉清水」の歴史は、平安時代末期にまで遡るといわれています。

桂の木の根元から湧き出るその湧水は、発見された時に桂の大木の葉で湧水が覆われていたことが名の由来です。

豊富な湧水量を誇っていた「桂葉清水」は田園を潤し、人々の生活に欠かせないものでした。
現在も町を代表するシンボルとして、ご当地グルメのネーミングにも用いられています。

宮城県の名水百選「桂葉清水」④ 見どころ＆楽しみ方

宮城県にある名水百選「桂葉清水」の周辺は「桂葉清水公園」が整備されています。
ここは緑豊かでのんびりと過ごせる癒されスポットなんです♡

公園には、音も楽しめる名水として、井筒の脇に「水琴窟」があります。
涼やかな調べに耳を澄ませてみるのも、一味違った名水の楽しみ方ですね♪

宮城県の名水百選「桂葉清水」⑤ おすすめの季節

宮城県の名水百選「桂葉清水」を訪れるおすすめの季節は、地元のお祭り「泉のふるさと たかしみず　夏まつり」が開催される夏がおすすめです。

毎年8月に行われるお祭りでは、地元の方や来場者の手踊りをはじめ「高清水カブトムシ相撲大会」「こども神輿」「手作り絵灯篭」などたくさんのイベントが行われます。

地域のお祭りに参加して、土地の魅力を思う存分味わってみてはいかがでしょうか？

宮城県の名水百選「桂葉清水」⑥ 周辺のグルメ

宮城県の名水百選「桂葉清水」を訪れたらぜひご当地のグルメも堪能してみましょう。

高清水松原にある「いろは食堂 高清水店」には「桂葉清水」の愛称「かつらっぱ」にちなんだメニュー、“かつらっぱラーメン”があります。

インパクト絶大な大きな豚から揚げが乗ったラーメンは、旅先だからこそ味わいたい一品！
ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

◆いろは食堂 高清水店
住所：宮城県栗原市高清水松原16-4
TEL：[phone]
営業時間：11時～20時
定休日：第1・3月曜日

宮城県の名水百選「桂葉清水」⑦ アクセス方法

宮城県にある名水百選「桂葉清水」までのアクセス方法をご紹介します。

✩バス
JR東北新幹線古川駅で市民バスに乗車し約25分、高清水で下車後、徒歩で約5分で到着します。

✩車
東北自動車道古川インターチェンジから国道4号線を北上し、約25分で到着します。

「桂葉清水公園」には無料駐車場も用意されているので車でのアクセスも安心ですよ！

おわりに

宮城県の名水百選「桂葉清水」をご紹介しました！
飲むだけではなく、音を楽しむことができるのも嬉しいポイントですよね♪
そしてご当地ならではのグルメも見逃せません！休日には歴史ある名水スポットに足を運んでみませんか？