プラントハンター・西畠清順さん厳選！『世界の植物文様展』開催中

はじめに

みなさんは、「プラントハンター」という職業を知っていますか？
日本ではまだ珍しい職業ですが、プラントハンターとして活躍する西畠清順(にしはたせいじゅん)さんを、テレビや雑誌などで見かけた方も多いことでしょう！
世界中から珍しい植物を収集するプラントハンター、西畠清順さん。
今回、彼が集めた“文様”にこだわった植物とは、どんなものなのでしょうか？
松屋銀座にて開催されている『プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展』をご紹介します！
(写真:宮本敏明)

プラントハンター・西畠清順さん厳選『世界の植物文様展』①プラントハンター西畠清順とは？

(写真提供:そら植物園)

松屋銀座の8階イベントスクエアで行われている『プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展』！

今、注目をあびているプラントハンターの西畠清順さんとは、どんな人物なのでしょうか？

西畠清順さんは、幕末から150年以上続く、花と植木の卸問屋「株式会社 花宇」の5代目。
日本全国そして、世界数十カ国を旅して植物を収集・生産するプラントハンターです。

収集した植物は数千種類にもなると言われていて、その貴重なコレクションを使ったイベントや、国内外の植物を取り入れた施設を手掛ける“植物のプロフェッショナル”なのです！

プラントハンターは、もともと古代ヨーロッパにあった職業なんだそう。
昔のプラントハンターは、薬などとして用いるための植物を集めたと言われているんです。
そうしたこともあり、西畠清順さんは、
“植物を運ぶことは、世の中を変えることに通じている”と言います。

プラントハンター・西畠清順さん厳選『世界の植物文様展』②“文様”にフォーカス

(写真提供:そら植物園)

今回行われている『プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展』では、展覧会の名称の通り、植物の文様に特化した希少な植物が集められています。

西畠清順さんが世界中から収集した植物コレクションの中から、「文様」に着目して再編成された植物が登場します。

普段の生活では、植物の文様に注目する機会はあまりないことかもしれません。
この企画展の展示を見ると、植物の多様性や魅力に気づき、より関心が高まるはず♪

プラントハンター・西畠清順さん厳選『世界の植物文様展』③5ゾーンに分かれた展示内容

(写真:宮本敏明)

『プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展』の展示内容は、大きく5つのゾーンに分けられています。

「植物文様へのいざない」では、模様が面白い、魅力的な植物を展示。
「写真展示」では、西畠清順さんが所蔵する数々の植物を撮り続けているカメラマン、塚田直寛(つかだなおひろ)さんの作品を展示しています。
写真だからこそ見えてくる、植物の文様の不思議に触れてみてください！

「樹木の幹の文様」では、特色のある樹肌を長方形の額縁で区切り、並べて展示されているんです。
木の幹が誇る、美しい文様を楽しめる珍しい機会ですね♡

「科目別文様植物」では、模様の美しさが際立つ植物を、市松模様に配したインスタレーションで楽しめますよ♪

プラントハンター・西畠清順さん厳選『世界の植物文様展』④多肉植物の枯山水！

(写真:宮本敏明)

『プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展』での最後の目玉となるのが、多肉植物を用いた枯山水(かれさんすい)です。

枯山水とは、日本庭園の代表的な様式のこと。水のないお庭のことをいいます。
石や岩を使って、日本の川や山などの風景を表現するのが特徴です。

そんな枯山水のお庭を、本企画で西畠清順さん自らがプロデュース♪
多肉植物をあしらった魅力的な枯山水が登場します！
日本の美意識とユニークな植物のコラボレーションは必見ですよ♡

◆プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展
会期：2016年9月14日(水)～9月19日(月・祝)※会期中無休
会場：松屋銀座 8階イベントスクエア
住所：東京都中央区銀座3-6-1
時間：10:00～20:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は17:00閉場)
入場料金：一般800円、高大生600円、小中学生400円

おわりに

いかがでしたか？19日まで松屋銀座で開催される『プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展』をご紹介しました！
プラントハンターとして世界中から珍しい植物を収集し、私たちを驚きと感動の世界へと招待してくれる西畠清順さん。
その西畠清順さんが選んだ、面白い文様の植物たちを、間近で見てみたいですよね♪
銀座というロケーションのいい場所での開催なので、お買い物やカフェ巡りと一緒に、植物の神秘に触れて楽しんでみてはいかがでしょうか？♡