デンキブラン飲んだことある？明治13年創業・浅草「神谷バー」とは

はじめに

2016年で創業130年を超える、浅草の老舗「神谷バー」。
浅草の代名詞ともいえる神谷バーの看板メニュー“デンキブラン”や、お店の魅力をご紹介します。

浅草の老舗「神谷バー」の歴史

神谷(かみや)バーは、日本最初のバーです。
元々は、「みかはや銘酒店」という酒の一杯売り屋を1880(明治13)年に始めたのが起源となります。

32年後の1912(明治45)年に、店舗の内部を和風から西洋風に改造。屋号を神谷バーと改めました。

その後、現在も使用している神谷ビル本館が、1921(大正10)年に落成しました。

現在では神谷ビル本館は登録有形文化財に登録されており、これまでずっと浅草の人々を見守ってきたのです。

浅草の老舗「神谷バー」のデンキブラン

神谷バーといえば、“デンキブラン”です。
デンキブランとは、明治15年に創業者である神谷傅兵衛氏が作ったカクテルです。

電気が珍しい明治時代、目新しく、舶来のハイカラ品は、みんな「電気○○○」と呼ばれていたんだそう。

当時のデンキブランは、とても強いお酒でした。
琥珀色のアルコール45度ある見た目が、電気のイメージとつながって、「デンキブラン」と呼ばれるようになったそうです。

デンキブランの配合は秘伝！ここでしか味わうことができません♡
ぜひ、大正浪漫の香るデンキブランを味わってみてください。

◆神谷バー
住所：東京都台東区浅草1-1-1 1Ｆ
電話番号：03-3841-5400
営業時間：11:30～22:00
定休日：火曜日

神谷バー

レストランと割烹料理

神谷ビルには、神谷バーだけでなく、レストランカミヤと割烹神谷が入っています。

レストランカミヤは、レトロなレストランといった感じの、落ち着いた雰囲気が魅力です。
こちらでもデンキブランを味わうことができ、手作りの洋風料理やデザートも食べられます。

一方、割烹神谷は、静かな大人の空気を醸す和風レストランで、季節の食材を使用した料理を味わえます。
和食とデンキブランの相性も抜群なので、ぜひ試してみてくださいね♪

◆レストランカミヤ
住所：東京都台東区浅草1-1-1 2F
電話番号：03-3841-5400
営業時間：11:30～22:00
定休日：火曜日

◆割烹神谷
住所：東京都台東区浅草1-1-1 3F
電話番号：03-3841-5400
営業時間：11:30～22:00
定休日：火曜日

デンキブランを家でも味わえるようになりました

実は、デンキブランは、神谷バーだけでなく、自宅でも味わうことができるんです。

神谷ビルには、雷門に面した場所に売店『神谷バー賣場』があり、「みかはや銘酒店」時代から販売されてきた「カミヤワイン」をはじめ、おなじみのデンキブランなどのオリジナル商品が販売されています。

特におすすめなのが、「名物セット」。デンキブラン40°とカミヤワインがセットになっています♡
神谷バーの味を、お家でゆったりとお楽しみください。

◆神谷バー賣場
住所：東京都台東区浅草1-1-1 3F
電話番号：03-3841-5400
営業時間：9:00～10:00
定休日：火曜日

おわりに

神谷バーでは、美味しいお酒はもちろんのこと、下町・浅草の魅力を感じることができます。
また、レストランや割烹ではランチも楽しめるので、ちょっとリッチに「お昼飲み」で、デンキブランを味わってみませんか？♡