交流型イベントが満載。自然の美しさに触れられる「森の京都博」とは？

はじめに

「森の京都博」は、第40回全国育樹祭を中核として、一年を通して開催される交流型イベントです。春夏秋冬、「森の京都」のいたることろで様々なイベントが開催されています。

森の京都とは？

「森の京都博」では、一年を通して「森の京都」エリアで様々なイベントが開催されます。その「森の京都」エリアとは、京都府中部にある6つの市町、亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、京都市右京区京北のことを指します。

これは京都の魅力を「古都」としてだけでなく打ち出していくキャンペーンの中で分けられたエリアで、2015年度には北部の宮津市、京丹後市、舞鶴市、福知山市、綾部市、伊根町、与謝野町という「海の京都」が注目されました。

そして2017年度には南部の宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村の「お茶の京都」のイベントが行われます。

森の京都

森の京都の魅力

「森の京都」エリアはその名の通り、森につつまれた自然に囲まれているエリアです。古くから森林と深くかかわり、それを生活の豊かさに組み込み、文化を育ててきました。

歴史のある木材原木市場があり京都の歴史を支えていたり、森林の気候や風土のおかげで京丹波町からは全国的にも人気のある丹波ブランドが生まれています。大江山、三岳山という雄大な山を抱いている福知山市もこのエリアです。この豊かな自然を取り入れたライフスタイルが、もっと「森の京都」から発信されているんです。

美山かやぶきの里「雪灯廊」

一年を通して行われる数あるイベントのうち、おすすめしたいのが美山かやぶきの里「雪灯廊」です。これはまさに冬しか出会えない美しい景色と体験なので、京都の季節を味わうのにもぴったり。

美山かやぶきの里「雪灯廊」では、かやぶき民家のライトアップや、雪灯籠と竹灯籠と花灯籠とLED灯籠によるあかりの演出があり、美しい景色を見ることができます。そして、雪灯籠作りにも参加できるので、ぜひ体験してみてください。


◆美山かやぶきの里「雪灯廊」
会場：かやぶきの里（南丹市美山町北）
会期：2017年1月28日（土）～2月4日（土）

美山かやぶきの里「雪灯廊」

ふくちやままちあるきツアー

一年を通して様々なイベントが行われている「森の京都博」ですが、その中でも通年楽しめるのがこの「ふくちやままちあるきツアー」です。
「元伊勢神社の謎と伝説を辿る」をテーマに、平成28年4月から平成29年3月の間の毎週土曜日に開催されています。参加費も無料で予約も要らないので、参加しやすいイベントですよ。

ツアーでは日室ヶ嶽や天岩戸神社などをめぐり、元伊勢の伝承の謎にせまります。日室ヶ嶽はパワースポットでもあるため、エネルギーをチャージする旅にもなりそうですね。


◆ふくちやままちあるきツアー　元伊勢神社の謎と伝説を辿る
会期：平成28年4月～平成29年3月の毎週土曜日
（12月31日、1月7日・21日・28日、2月4日・18日・25日を除く）
集合場所：元伊勢観光センター

ふくちやままちあるきツアー

おわりに

一年を通して様々な交流型イベントが開催され、古都としての京都ではない新たな京都の魅力を発信している「森の京都博」。開催日からもイベントが探せるので、ぜひ参加してみてくださいね。